【ファルコンステークス2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

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3歳限定の重賞G3「ファルコンS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

クラスペディア(牡3、河嶋宏樹厩舎)

3/19(水)栗東・CW(重)7F94.8-6F78.4-5F64.6-4F51.5-3F37.3-1F11.8(馬なり)

小崎綾也騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬メイケイロゼッタを7馬身先行させ、前半から速いラップを刻んで追走。直線序盤で早々に内から交わすと、ラスト1Fは11秒8の脚で最後までスピードを落とさず先着。1週前も小崎騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、6F82.9-1F11.0をマークしてクビ差先着。ラスト2Fは11秒2-11秒0の好ラップで、時計・動きともに申し分なし。最終追いでも緩めず攻めた追い切りを消化しており、絶好の仕上がりを印象付けています。

トータルクラリティ(牡3、池添学厩舎)

3/19(水)栗東・坂路(重)4F54.2-3F39.3-2F25.5-1F12.4(馬なり)

栗東坂路で単走。序盤はゆったりと入り、しまいも馬なりで軽めに追われてラスト1Fは12秒4をマークしてゴール。1週前は北村友一騎手を背にCWコースで一杯に追われ、6F81.1-1F11.1をマークして併入しました。ラスト2Fは11秒6-11秒1の好ラップをマークしており、しまいの反応と伸びは抜群です。1週前に負荷をかけ、当週はソフトな仕上げ。気性も落ち着いており、集中力も十分。態勢は整っていると見て良いでしょう。

タイセイカレント(牡3、矢作芳人厩舎)

3/19(水)栗東・坂路(重)4F52.4-3F38.5-2F25.3-1F12.7(馬なり)

栗東坂路で2頭併せ。3歳オープンの僚馬モズナナスターを先行させ、坂の入りは左右に振られながら集中できていないようにも見えましたが、スピードに乗ってからは一気に内から僚馬を突き放して2馬身差で先着。まだ荒削りなところがありますが、さらに内にいた手応えの良い他厩舎の馬にも併せに行くほど元気は良く、状態が良いのは確か。1週前は坂路で一杯に追われ、4F51.0-1F12.2をマークし、自己ベストを更新。中間も坂路で4本、CWで1本と坂路主体に本数をこなしており、ここまでの調整過程は順調そのものです。