【フェブラリーS予想2019】調教・最終追い切りが高評価の馬トップ4

13日に、フェブラリーSに出走する各馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬4頭をピックアップしてみた。

サクセスエナジー(牡5、北出成人厩舎)

2/13(水)栗東・坂路(良)4F50.6-3F36.9-2F24.0-1F12.0(一杯)

外ドラグーンシチー(古馬500万)を1馬身追いかける2頭併せで、松山弘平騎手を背に追い切られた。ラスト1Fで並び、ゴールまでビッシリ追われて併入した。軽快なフットワークで時計も優秀。北出師の指示も「目一杯」ということで、最後まで強めの相手と叩き合っている。1週前は坂路単走で4F53.4-12.5秒をマークしており、時計・ラップともに上げてきている点も高評価。元々攻め駆けするタイプではあるが、近2走で連対中で、好調を維持している。

ユラノト(牡5、松田国英厩舎)

2/13(水)栗東・坂路(良)4F51.4-3F37.2-2F24.2-1F12.1(末強め)

福永祐一騎手を背に単走追い。一週前は坂路単走で4F51.8-12.4秒をマークし、馬なりながら好時計。前走の根岸Sの最終追いとの比較で見ても前走以上の内容。中間もしっかりと時計を出しており、中2週で前走叩いた効果もあってか、仕上りは良さそうだ。2週続けて51秒台の好時計をマークしており、好気配。

オメガパフューム(牡4、安田翔伍厩舎)

2/13(水)栗東・坂路(良)4F52.4-3F38.0-2F24.7-1F12.4(強め)

北村友一騎手を背に(レースはM.デムーロ騎手)、外オメガダヴィンチ(3歳未勝利)との2頭併せで、2馬身ほど後ろから追走し、最後は1馬身先着。手はあまり動かさず最後に合図程度に肩に鞭を入れると、最後は1Fは上々の伸びを見せた。この馬はあまり追い切りで動く馬ではないが、今回はこれまでの時計との比較でも全体・終いの時計共に優秀。昨年秋からレースを使われているが、ここへ来て良い時計と動きを見せてきたという点で要注目。

モーニン(牡7、石坂正厩舎)

2/13(水)栗東・坂路(良)4F50.2-3F36.2-2F23.6-1F11.9(一杯)

松岡助手を背に単走追い。表記では単走となっているが、内に2頭が先に走っており、外から交わして1馬身先着。時計はこの日2番目に速い時計だった。1週前は稍重の坂路を馬なりで4F57.8-1F13.3秒と物足りない内容だったが、大幅に良化してきた。2017年のフェブラリーSの最終追いでも50.4秒とかなり速い時計をマークして12着に敗れているので評価が難しいところだが、全体時計や踏み込みの良さ、2Fの末脚の迫力は抜群。