【フィリーズレビュー予想2025】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

桜花賞トライアルの最終戦「フィリーズR」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ダンツエラン(牝3、本田優厩舎)
3/5(水)栗東・CW(不良)6F82.8-5F68.4-4F53.7-3F38.1-1F11.2(馬なり)
団野大成騎手を背に栗東CWコースで単走。道中は団野騎手とピタリと折り合えており、しまい重点に追われてラスト1Fは11秒2の切れ味を見せてゴール。1週前は坂路を単走で追われ、4F53.6-1F12.1をマーク。2週前にもCWコースで6F79秒9の好時計をマークして自己ベストを更新しており、順調な調整過程を見せています。約3ヶ月ぶりと久々ですが、中間も順調に乗り込まれており、楽な手応えでも十分な加速力を見せています。好調と判断して良いでしょう。
ボンヌソワレ(牝3、宮田敬介厩舎)
3/5(水)美浦・坂路(重)4F53.6-3F38.7-2F24.9-1F12.2(馬なり)
美浦の坂路で2頭併せ。3歳未勝利の僚馬バラダレイナを2馬身追走し、坂では内から早々に相手を捉えてラスト1Fは12.2の脚で1馬身半突き放して先着しました。1週前は坂路を単走で追われ、4F54.4-1F12.3をマーク。前半は軽めも、しまいの反応と伸びは抜群。最終追いは軽めの調整でしたが、直線で促されてからは僚馬を突き放して余裕の先着と動きは申し分なし。隣の馬を気にする素振りを見せるなどまだ幼いところもありますが、2週連続で好内容の追い切りを消化してきたここは好調と見て間違いないでしょう。
モズナナスター(牝3、矢作芳人厩舎)
3/5(水)栗東・坂路(不良)4F54.4-3F39.7-2F26.5-1F12.9(馬なり)
松山弘平騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。3歳未勝利の僚馬アスクデッドヒートを2馬身半追走し、ラスト1Fは12秒9の脚で伸びてアタマ差遅れてゴールしました。相手には遅れましたが、この馬なりに時計は出ており、動き自体は軽快です。1週前は坂路で2頭併せを行い、4F54.4-1F12.2をマークして楽に相手を3馬身突き放して先着。坂路主体でこの時計は好走パターンで、ここまで順調に来れていると見て良いでしょう。