【フラワーカップ2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

記事「【フラワーカップ2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?」のサムネイル画像

3歳牝馬限定のG3「フラワーC」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ミッキーマドンナ(牝3、堀宣行厩舎)

3/19(水)美浦・坂路(不良)4F57.1-3F42.3-2F27.5-1F13.8(馬なり)

美浦の坂路で単走。こちらも降雪で時計は遅めですが、実質的な最終追いは先週済んでおり、軽めでも問題なし。その1週前は佐々木大輔騎手を背にWコースで3頭併せを行い、5F65.1-1F11.3をマークして最先着でゴールしました。最後方から2頭を見ながら追走し、直線で内から一杯に追われると、ラスト1F11秒3の脚で強めに追われた2頭を交わしてと、時計・動きともの申し分ありません。中間は坂路で17本、Wコースで1本と坂路を主体にしっかりと乗り込まれており、入念に仕上げられてきている点も好感が持てます。

インヴォーグ(牝3、福永祐一厩舎)

3/19(水)栗東・坂路(重)4F56.4-3F41.3-2F26.6-1F13.1(馬なり)

福永祐一調教師を背に栗東坂路で単走。吹雪の中で無理には追わず、しまいも軽く流す程度でラスト1F13秒1をマークしてゴール。1週前は岩田望来騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、直線では一杯に追われてラスト1F10秒9の絶好時計を叩き出し、併せた古馬相手を3馬身突き放して先着。ラスト2Fは11秒5-10秒9と圧巻の加速ラップを見せており、反応と伸びは秀逸。最終追いでは視界の悪い重馬場でもモタれることなくまっすぐに走れており、気配は良好です。

ハードワーカー(牝3、竹内正洋厩舎)

3/19(水)美浦・W(不良)5F68.6-4F52.8-3F37.9-1F11.6(馬なり)

石川裕紀人騎手を背に美浦のWコースで3頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬イサチルシーサイドを後ろに置き、もう1頭の馬を先行させ、道中は真ん中で折り合って追走。4コーナーで先行した1頭に取り付いて直線序盤で早々に交わすも、後方最内から突いてきたイサチルシーサイドに交わされ、それを追う形に。ゴール前で並びかけてイサチルシーサイドと併入、もう1頭に3馬身先着したゴールしました。1週前もWコースで2頭併せを行い、5F65.7-1F12.0をマークして1馬身遅れてゴール。相手には遅れましたが、8馬身と大きく先行させた差もあり、時計自体も自己ベスト更新と優秀です。併せ馬を交えて中間は坂路5本、W3本と中身の濃い追い切りを消化しており、万全の態勢を整えてきている印象です。