【JRA函館2歳ステークス2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

2歳最初の重賞「函館2歳ステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ポメランチェ（牝2、牧田和弥厩舎）

7/14（水）函館・W（良）5F69.3－4F54.5－3F39.7－1F12.3（馬なり）

藤岡佑介騎手を背に函館Wで3頭併せ。僚馬ルールダーマを7馬身半、ヒルノワールを5馬身半馬なりで追走し、4コーナーで最内から差を詰め、直線で横並びになると引っかかることなく良い行きっぷりでルールダーマに1馬身先着、ヒルノワールにクビ差先着しました。1週前も藤岡佑介騎手を背にWコースで追われ、5F67.6－1F13.1をマーク。軽めの内容でしたが、自己ベストを大きく更新し、失速ラップだった前走時の追い切りよりも良化している印象です。最終も楽に併走馬を圧倒しており、態勢は整ったと見て良いでしょう。

カイカノキセキ（牝2、池添学厩舎）

7/14（水）札幌・芝（良）5F67.9－4F51.3－3F36.1－1F12.2（馬なり）

鮫島克駿騎手を背に札幌芝コースで2頭併せ。僚馬ロードリスペクトを4馬身追走し、4コーナーで内から差を詰めると、直線入り口で並びかけ、ラスト1F過ぎに抜け出して1馬身先着しました。手前替えもスムーズで、綺麗なフォームで時計もしっかり出ています。1週前は札幌の芝コースで5F62.0－1F11.8の好時計をマークし、自己ベストを4秒近くも更新。先週、最終といずれも軽めの内容でしたが、洋芝コースでしっかり折り合って絶好の動きを見せており、順調に仕上げられた印象です。

トーセンサンダー（牡2、杉浦宏昭厩舎）※回避

7/14（水）函館・W（良）5F67.1－4F52.6－3F38.8－1F12.7（一杯）

丹内祐次騎手を背に函館Wコースを2頭併せ。僚馬ヴィクトリアポデルを3馬身追走し、4コーナーで内から差を詰めると、直線は一杯に追われた相手を交わしてしぶとく粘って半馬身先着しました。1週前は丹内騎手を背に函館芝コースで2頭併せを行い、馬なりのまま5F67.8－1F12.6をマークし、併せ馬と併入。頭が高いところはやや気がかりですが、相手に並んでから前へ出ようとする姿勢や、追われてからしっかりと反応出来ている点は好感が持てます。緩さが残っていたデビュー時から上積みも感じられ、今回は前走以上のデキで臨めそうです。