【函館スプリントステークス予想2025】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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サマースプリントシリーズ第1戦「函館スプリントS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ナムラクレア(牝6、長谷川浩厩舎)

6/11(水)函館・芝(良)5F64.4-4F48.4―3F35.3―1F12.0(馬なり)

長谷川調教師を背に函館の芝コースで単走。序盤から勢いある動きで良いラップを刻んでいき、ラスト1Fは12秒0でまとめてゴール。しまいの時計はそこまでですが、5F64秒4は破格で今回の出走メンバーの中で最速です。1週前は栗東坂路を単走で追われ、一杯に追われて4F52.5-1F11.9をマーク。中間は坂路主体の追い切りを16本消化と乗り込み量も豊富です。テンの脚がズブくなってきた印象もありましたが、序盤からこれだけ動けていれば本番の走りにも期待です。

ミリアッドラヴ(牝3、新谷功一厩舎)

6/11(水)函館・芝(良)5F66.7-4F50.8―3F37.6―1F11.7(馬なり)

池添謙一騎手を背に函館芝コースで単走。古馬2勝クラスの僚馬オルノアを3馬身追走し、直線は内からラスト1F11秒7の脚で伸びて1馬身差で先着しました。1週前は函館Wコースで2頭併せを行い、5F67.1-1F12.2をマーク。中間は坂路で11本、Wコースで3本と乗り込み量も多く、2週前には坂路で4F49秒7の好時計をマークして自己ベストを更新しています。海外帰り初戦でも中間で入念に調整が行われており、時計と動きも優秀、初の芝戦ということで未知な部分もありますが、状態自体は良好と見て良いでしょう。

ウイングレイテスト(牡8、畠山吉宏厩舎)

6/11(水)函館・W(良)4F55.1-3F40.0―1F12.8(馬なり)

松岡正海騎手を背に函館Wコースで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬タイセイアビリティを2馬身追走し、3~4コーナーで差を詰めると、直線は内に進路をとってラスト1Fは12秒8をマークして半馬身先着。1週前も松岡騎手を背に美浦のWコースを単走で追われ、6F83.7-1F11.2をマークしてゴールしました。しまいで10秒台のキレを見せた前走の追い切りの方が良く見えはするものの、全体時計は今回の方が早く、まだまだ気配は良好。最終追いでは鞭も入って強めに追われた併せ馬に対し、こちらは持ったままの馬なりながら楽に圧倒と、動きも抜群です。8歳となってもまだまだ元気は一杯で、ここでも好状態でレースに臨めそうです。