【阪急杯2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

高松宮記念のステップレース「阪急杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
フォーチュンタイム(牡4、吉岡辰弥厩舎)
2/19(水)栗東・坂路(良)4F55.6-3F40.7-2F26.3-1F13.3(馬なり)
岩田望来騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬ジャスティンスカイを3馬身半追走し、ラストは内から伸びてラスト1Fは13秒3をマークして併入しました。1週前は坂路を単走で追われ、4F55.2-1F12.8をマーク。先週・最終と時計は軽めですが、週末には坂路で4F50秒5の好時計をマークしているのは大きなポイント。厩舎の特徴でもある追い切りスタイルなので、順調に来ていると見て良いでしょう。前進気勢も見せており短距離色も強くなってきた印象で、ここは引き続き高いパフォーマンスが期待できそうです。
ダノンマッキンリー(牡4、藤原英昭厩舎)
2/19(水)栗東・CW(良)4F48.5-3F34.7-1F11.3(馬なり)
北村友一騎手を背に栗東CWコースで単走。雪が降る中終始活気ある走りで4F48秒5、3F34秒7、ラスト1F11秒3とテンからラストまで絶好のラップで猛時計をマークしてきました。1週前も北村騎手を背に坂路で追われ、4F52.6-1F11.9の好時計をマークしてゴール。先週はしまい重点に追われて11秒9、最終は全体・しまいと速い時計をマークと、先週から中身の濃い追い切りを連発。好調・不調の波がある馬ですが、今回は状態絶好と見てよさそうです。
アサカラキング(牡5、斎藤誠厩舎)
2/19(水)美浦・坂路(良)4F49.3-3F36.6-2F24.3-1F12.2(馬なり)
美浦の坂路で単走。馬場の真ん中をリズム良く駆け上がり、ラスト2Fは12秒1-12秒2の好ラップでまとめてゴールしました。注目すべきは4Fの49秒3という猛時計。美浦坂路改修後としては最速のレコードで、これを馬なりの楽な手応えでマークしてきたのだから驚きです。1週前はWコースで2頭併せを行い、一杯に追われて6F81.5-1F11.7の好時計をマークして併入しました。自分のリズムでいければ前半は速くても粘れるタイプで、今回の追い切り内容からも序盤から良いペースでいけても粘りきれそうな気配です。