【JRA阪神大賞典2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

天皇賞春へと繋がる重要なステップレース「阪神大賞典」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ヴェローチェエラ(牡4、須貝尚介厩舎)
3/19(水)栗東・坂路(重)4F53.9-3F39.2-2F25.4-1F12.5(馬なり)
栗東坂路で2頭併せ。3歳1勝クラスの僚馬リアライズオーラムを後方に従え、坂では外から追い込む相手をラスト1F12秒5の脚で抑え込んで併入。1週前追い切りで川田将雅騎手を背に栗東CWコースで2頭併せを行い、6F85.7-1F11.1をマークしてクビ差先着しました。段階的にペースを上げてラスト2Fは12秒3-11秒1の加速ラップで先行させた併せ馬に先着と、動きは良好。全体時計はそこまでですが、しまい重点がこの馬の調整パターン。約2ヶ月ぶりとなりますが、楽な手応えで動けており、自慢の末脚を引き出せています。最終追いの坂路でも高い集中力を持って走れているので、上々の仕上がりと見て良さそうです。
ゴールデンスナップ(牝5、田中克典厩舎)
3/19(水)栗東・CW(重)6F82.9-5F67.1-4F52.3-3F37.6-1F11.4(馬なり)
浜中俊騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬ラファルを2馬身半後ろに置き、道中はスムーズに折り合ってリズム良く追走。直線はラスト1F11秒4の脚で伸びてクビ差先着してゴール。冬が降る重馬場でしたが、軽快なフットワークで息遣いも良く、直線の反応も上々です。1週前も浜中騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、7F98.6-1F11.7をマークしてクビ差先着。ステイヤーらしい馬体で道中の息遣いやリズムも良く、高いパフォーマンスが期待できそうです。
マコトヴェリーキー(牡5、上村洋行厩舎)
3/19(水)栗東・P(良)6F82.8-5F66.1-4F50.9-3F37.7-1F11.8(馬なり)
栗東Pコースで単走。長めから追われて道中は折り合いに専念し、直線は外ラチ沿いから馬なりでしまい重点に追われてラスト1Fは11秒8をマーク。1週前は栗東CWコースで2頭併せを行い、6F81.9-1F11.7をマークして2馬身遅れてゴールしました。相手には遅れましたが、調教駆けしないタイプで前走も1週前で遅れていながら本番では3着に好走しているので、大きく割り引く必要はなし。それでも休み明けを叩かれた効果もあってか、道中頭を低めに積極的な動きを見せており、動きは良好。師の「状態は前走以上」というコメント通り、使って素軽くなったという感触です。