【阪神牝馬ステークス2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

ヴィクトリアマイルの前哨戦「サンケイスポーツ杯阪神牝馬S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
アルジーヌ(牝5、中内田充厩舎)
4/9(水)栗東・坂路(良)4F54.2-3F39.0-2F24.8-1F11.8(馬なり)
西村淳也騎手を背に栗東坂路で単走。終始手綱を持ったままの馬なり調整でしたが、しまいだけサッと脚を伸ばしてラスト1Fは11秒8をマークしてゴール。1週前も西村騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、6F80.2-1F10.8の好時計をマークして併入しました。時計は自己ベスト更新で、行きっぷりも良く動きも良好。約4ヶ月の休み明けとなりますが、中間は坂路9本、CWも9本と本数をこなして入念に乗り込まれており、力は出せる状態に仕上げられていると見て良さそうです。
スウィープフィート(牝4、庄野靖志厩舎)
4/9(水)栗東・坂路(良)4F50.1-3F36.7-2F23.7-1F12.0(馬なり)
横山典弘騎手を背に栗東坂路で単走。馬なりながらも序盤から良いペースで進め、ラスト2Fは11秒7-12秒0をマークして自己ベストを更新。1週前は坂路を単走で追われ、4F56.1-1F12.8をマーク。前走の愛知杯から中2週という間隔を考えれば、先週軽めで、当週だけ気合を付けて自己ベスト更新という臨戦過程はむしろ好感が持てます。約10ヶ月の休み明けだった前走を使われて明らかな上積みが見られ、上昇度は高め。前走以上のパフォーマンスが期待できそうです。
ビヨンドザヴァレー(牝5️、橋口慎介厩舎)
4/9(水)栗東・坂路(良)4F52.7-3F37.8-2F24.2-1F12.1(馬なり)
菱田裕二騎手を背に栗東坂路で単走。ゆったりと入って坂では馬場の真ん中を馬なりで駆け上がり、流すようなかたちでしまいは12秒1でまとめてゴール。1週前も菱田騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、7F97.9-1F11.6をマークして併せ馬に先着しました。前走は休み明けで負荷をかけて時計も速めでしたが、一戦使われて今回は負荷は軽め。それでも併せ馬に遅れた前走と違って楽に相手に先着できており、動きは軽快です。瞬発力勝負になりやすい阪神へ向けて坂路主体で追われている点も好感が持てます。