【阪神ジュベナイルフィリーズ2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ
2歳女王を決める一戦「阪神JF」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ショウナンザナドゥ(牝2、松下武士厩舎)
12/4(水)栗東・坂路(良)4F54.6-3F40.3-2F26.2-1F13.0(馬なり)
栗東の坂路で単走。馬場の真ん中を馬なりのまま駆け上がり、最後も楽な手応えのまま流してゴールしました。軽めの内容でしたが、1週前に強めに追われて負荷がかけられているので問題なし。その1週前は、池添謙一騎手を背に坂路で2頭併せを行い、4F51.1-1F11.8の好時計をマークして1馬身先着。前走とは異なり1週前から坂路で負荷をかけ、しまい2Fは11.8-11.8の好ラップでまとめて併せ馬を圧倒と、前走以上に中身の濃い追い切りを消化してきています。休み明けを叩いて確実に上向いてきている印象で、輸送距離も短くなる今回はより高いパフォーマンスが期待できそうです。
コートアリシアン(牝2、伊藤大士厩舎)
12/4(水)美浦・W(良)6F84.3-5F67.8-4F52.5-3F37.3-1F11.3(馬なり)
戸崎圭太騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬アマイを4馬身先行させ、前半は比較的ゆったりと入って折り合いに専念。直線は内からラスト1F11秒3の脚で交わして半馬身先着しました。1週前も戸崎騎手を背にWコースで2頭併せを行い、6F81.8-1F11.3の好時計をマークして併入。ほどよく前進気勢を見せてしまいも良い切れ味を見せました。前走の新潟2歳Sは出負けから4コーナーまで折り合いに苦しんでと前半はスムーズさを欠いていたので、今回は騎手を背に道中しっかりと折り合いを確認。ハミもリングハミに替え、メンコも着用と集中力を高める準備も万全です。しまいの脚を活かせる競馬が期待できそうです。
ダンツエラン(牝2、本田優厩舎)
12/4(水)栗東・CW(良)7F98.5-6F82.0-5F67.5-4F53.0-3F37.5-1F11.1(馬なり)
団野大成騎手を背に栗東CWコースで単走。長めから追われて、道中はリズムの良いフットワークで折り合って進出。しまいだけ軽く追われると、ラスト1Fは11秒1のキレを見せてゴールしました。1週前はCWコースで2頭併せを行い、6F84.7-1F11.2をマークして3馬身先着。ウッド主体でしまい重点と、前走と同じパターンの追い切りを消化してきました。1週前は重馬場のウッドでしまい11秒2の脚を使えており、良馬場・重馬場でもしまいの脚は堅実です。器用さとセンスがあり、追い切りを見る限り問題なくパフォーマンスを発揮できる状態にありそうです。