【JRA京阪杯2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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阪神1200mで行われる電撃戦「京阪杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

レイハリア(牝3、田島俊明厩舎)

11/24(水)美浦・坂路(良)4F53.7-3F39.2-2F25.0-1F12.0(強め)

美浦の坂路で単走。馬場の外側を終い重点に追われ、ラスト1Fは12.0の力強い伸び脚を披露してゴール。1週前は美浦の坂路で2頭併せを行い、一杯に追われた相手を内から3馬身突き放して4F51.0-1F12.4の好時計で自己ベストを大きく更新と、時計・動きともに絶好の内容でした。最終は終いだけの追い切りでしたが、1週前はしっかりやっており、輸送もあるので軽めの調整程度で十分。約3ヶ月ぶりの実戦ですが、上々の仕上がりです。

シヴァージ(牡6、野中賢二厩舎)

11/24(水)栗東・坂路(良)4F51.4-3F37.4-2F24.3-1F12.2(馬なり)

栗東坂路で単走。テンからスピードに乗った走りで、活気あるフットワークで4F51.4の好時計をマーク。いきっぷりも抜群で、強めに追われた前走時を上回る時計を馬なりのまま叩き出しました。1週前は栗東CWコースで6F81.3-1F11.9とここでも好時計をマーク。前走スプリンターズS・3着後は短期放牧を挟んで疲れを取り、10月末に帰厩してからは入念に乗り込まれており、最終追い切りで9本目消化と乗込み量は豊富です。態勢はしっかり整ったと見て良いでしょう。

オールアットワンス(牝3、中舘英二厩舎)

11/24(水)美浦・南W(やや重)4F54.2-3F38.5-1F11.9(馬なり)

美浦の南Wで単走。内で他の厩舎の馬が数頭併せていたため、大外をゆったりと回ってと軽めでしたが、終いはラスト1F11.9と鋭く、馬場を考えれば速い時計を叩き出しています。1週前は南Wで2頭併せを行い、大きく先行した相手をラスト1F11.5の鋭い伸び脚で交わし、半馬身先着しました。強めに追われて内容も実戦を意識した追い切りで、馬も申し分ない内容と時計でしっかりとその意図に応えました。約4ヶ月ぶりと久々ですが、力は出せる状態に仕上がっている印象です。