【京王杯2歳S予想2019】最終追い切り調教診断!抜群の動きを見せた馬トップ3は?

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2歳王者へ向けた重要な一戦「京王杯2歳ステークス」へ向けた最終追い切りが行われた。キャリアの少ない2歳戦なだけに、追い切りの時計や内容は各馬を評価する上で重要な判断材料となるだろう。ということで今回は、1週前の調教内容やタイムと比較し、とくに最終追い切り内容の評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

マイネルグリット(牡2、吉田直弘厩舎)

10/29(火)栗東・坂路(やや重)4F53.3-3F38.4-2F24.5-1F11.8(馬なり)

国分優作騎手を背に坂路で単走。雨で締まった馬場でもまっすぐ走れており、ラストに追われた際も反応は良く、しっかり時計も出ている。1週前はCWコースでファンタジーSに出走するパドゥヴァルス(牝2、1勝クラス)と併せて遅れたが、しっかり追われて負荷がかけられており、ラップ自体も優秀だった。

ビアンフェ(牡2、中竹和也厩舎)

10/30(水)栗東・坂路(やや重)4F53.0-3F37.7-2F24.1-1F12.1(一杯)

栗東坂路を単走。大きなフットワークで多少バタバタとした感じはあったが、まっすぐに走れており、ラストも上々の伸び。前走の最終追い切りは、函館コースを4F58.2-3F42.9-1F14.1と軽めで、1週前に負荷をかけた形。今回は1週前は栗東坂路で4F51.3-1F13.0とスピードを出してきており、時計・内容ともに前走以上の追い切りを消化している。

ヴァルナ(牡2、寺島良厩舎)

10/30(水)栗東・CW(やや重)6F82.8-5F66.4-4F52.2-3F37.6-1F12.1(馬なり)

栗東CWコースを2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬を追走し、コーナー内から詰めていき、直線で交わして2馬身先着した。中3週ということもあってか折り合いを確かめる軽めの内容だったが、追われてからの反応や、ラストの伸びも良く見える。1週前も栗東Pで3F39.4-1F12.9と軽めだが、坂路で速めのキャンターもこなしており、気性を考えれば時計よりも折り合いに専念する内容で走っているのは好内容。