【JRA金鯱賞2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

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春のG1への前哨戦となる「金鯱賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

プログノーシス(牡7、中内田充厩舎)

3/12(水)美浦・坂路(やや重)4F52.9-3F37.9-2F24.4-1F12.4(馬なり)

美浦の坂路で単走。ゆったりと入って最後も流すかたちでラスト1Fは12秒4をマークしてゴールしました。久々の坂路での最終調整で目立った動きではありませんでしたが、負荷と時計は1週前にやっているので問題なし。その1週前は西村淳也騎手を背にCWコースで一杯に追われ、7F93.5-1F11.7の好時計をマークして自己ベストを更新。長めから追われて道中は積極的に追われており、鞍上の「よく動く」というコメント通り、7歳でもまだまだ調子を上げてこれている点は好感が持てます。

ホウオウビスケッツ(牡5、奥村武厩舎)

3/12(水)美浦・W(やや重)5F65.7-4F51.4-3F37.3-1F11.1(馬なり)

美浦のWコースで3頭併せ。古馬オープンの僚馬スズカコテキタイを5馬身半先行させ、道中はスムーズに折り合って脚を溜めて追走。直線で追われると、内から余裕十分な手応えでラスト1F11秒1の脚で1馬身先着してゴールしました。道中のラップはキレイで全体時計も自己ベストに迫る好時計で気配は良好。1週前は岩田康誠騎手を背にWコースで2頭併せを行い、6F84.6-1F11.4をマークして先着と、先週は騎手を背に動きも時計も文句なしの内容。中間はWコースで本数も重ねて乗り込まれており、万全の態勢を整えています。

マイネルモーント(牡5、高木登厩舎)

3/12(水)美浦・W(やや重)5F67.0-4F51.9-3F36.9-1F11.8(馬なり)

美浦のWコースで2頭併せ。古馬オープンの僚馬バトルクライを2馬身半先行させ、直線は内からラスト1F11秒8の脚で並びかけて併入しました。1週前もWコースで古馬オープン馬と2頭併せを行い、6F84.1-1F11.7をマークして4馬身先行させた相手に併入。先週・最終とほぼ似た内容の追い切りを消化していますが、いずれも確かな脚取りでしまいはしっかりと加速ラップを刻めており、良い前進気勢を見せて強めに追われたオープン馬を相手にしっかりと取り付いて併入と、好内容です。輸送を控えての馬なり調整でこの内容なら申し分ないでしょう。