【きさらぎ賞2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

クラシックの登竜門「きさらぎ賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
サトノシャイニング(牡3、杉山晴紀厩舎)
2/5(水)栗東・坂路(良)4F55.0-3F39.7-2F25.6-1F12.4(馬なり)
栗東坂路で単走。全体的にゆったりと流す馬なり調整で、しまいだけ脚を伸ばして12秒4をマークしてゴールしました。1週前は西村淳也騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、7F98.1-1F11.2をマークして最先着でゴールしました。道中は最後方でキレイなラップを刻んでいき、直線は最内に進路を取って鋭く伸びて余裕の先着と、時計・動きともに好内容の追い切りを消化しています。万全の態勢を整えてきていると見て良さそうです。
ミニトランザット(牡3、杉山佳明厩舎)
2/5(水)栗東・坂路(良)4F56.5-3F40.8-2F25.3-1F12.2(馬なり)
川又賢治騎手を背に栗東坂路で単走。ゆったりと進めてしまいだけサッと脚を伸ばす軽めの追い切りを消化しました。1週前も川又騎手を背に坂路で追われ、4F56.7-1F12.4をマークしてゴール。時計はしまいだけ出すというのがこれまでのこの馬のパターンで、今回もしまいは素軽いフットワークで12秒台前半を軽くマークしています。中2週という間隔を考慮して負荷は軽めですが、2ヶ月の休み明けだった前走も初戦からしっかりと動けて結果を出しているので、問題なし。ひと叩きした上積みも期待できそうです。
ランスオブカオス(牡3、奥村豊厩舎)
2/5(水)栗東・CW(良)6F85.1-5F69.6-4F54.1-3F38.2-1F11.7(馬なり)
吉村誠之助騎手を背に栗東CWコースで3頭併せ。3歳未勝利の僚馬テーオーマルコーニと、同じく3歳未勝利のランスオブコメットを先行させ、道中は最後方から追走。直線は最内に進路を取り、序盤はじわじわと加速して横一線でしたが、ラスト1Fは11秒7の脚で伸びてランスオブコメットにアタマ差先着、テーオーマルコーニと併入しました。1週前はCWコースで2頭併せを行い、5F69.0-1F11.7をマークして先着。1週前は併せ馬を後ろに置いて先行して押し切って先着、最終追いは3頭併せを最後方から追走して先着・併入と、違うパターンで先着して好時計をマークできている点は好感が持てます。