【京都牝馬S予想2021】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

ヴィクトリアマイルへと繋がる一戦「京都牝馬S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

リバティハイツ（牝6、高野友和厩舎）

2/17（水）栗東・坂路（重）4F51.1－3F37.1－2F24.3－1F12.4（一杯）

栗東坂路を単走。外ラチを一杯に追われ、回転の速いフットワークで駆け上り、全体時計もラストのラップも速い時計をマークし、自己ベストを更新する好内容の追い切りを消化しました。中2週のため全体的に軽めの調整が目立っており、1週前は坂路を馬なりで4F57.4－1F13.1とここでも軽めでしたが、最終は意欲的な攻めの内容を見せてきました。「具合が良いので少しやり過ぎた」と高野調教師がコメントしているように、気配は上向いている印象です。

シャインガーネット（牝4、栗田徹厩舎）

2/17（水）美浦・坂路（良）4F49.8－3F36.4－2F24.0－1F12.2（馬なり）

美浦の坂路を単走。馬場の真ん中を軽快なリズムで駆け上り、ラスト2Fを好ラップでまとめて自己ベストを更新してきました。鋭い切れ味を持っている馬で、追い切りでも持ち味はしっかりと見せて速い時計をマークしてきました。1週前は田辺裕信騎手を背に南コースで馬なりで追われ、5F66.9－1F13.0と軽めの内容でした。ただ、1週前は軽めというのはいつものパターンですし、最終では自己ベストを更新してきているので、好調と言って良さそうです。

イベリス（牝5、角田晃一厩舎）

2/17（水）栗東・坂路（重）4F51.6－3F37.7－2F24.9－1F12.4（強め）

栗東の坂路を単走。雪で水分を含む重い馬場でしたが、苦にせず力強いフットワークで駆け上り、ラスト2Fを好ラップでまとめました。持ち前のスピードをしっかり発揮し、全体時計も速い時計をマーク。1週前は酒井学騎手を背に坂路で一杯に追われ、4F52.3－1F12.3の好時計をマークし、一杯に追われた僚馬のディモールトに1馬身先着しました。放牧先でもしっかりやっているので、楽にここまで動けていれば状態面は問題なさそうです。