【京都2歳ステークス予想2022】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

記事「【京都2歳ステークス予想2022】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?」のサムネイル画像

ホープフルステークスのステップレース「京都2歳ステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

グランヴィノス(牡2、友道康夫厩舎)

11/23(水)栗東・CW(良)6F86.8-5F70.6-4F54.5-3F37.9-1F11.4(馬なり)

川田将雅騎手を背に栗東CWコースで3頭併せ。前に7歳オープンのユーキャンスマイル、後ろに5歳オープンのジュンライトボルトを置くかたちで進めると、直線は重賞馬2頭の間を割って11秒4の脚で鋭伸し、内のジュンライトボルトと併入、外のユーキャンスマイルに1馬身先着しました。早朝から雨が続くコンディションの中、格上となる2頭を相手にこの競馬、この時計なら申し分ありません。1週前も川田騎手を背にCWコースで併せ馬を行い、7F97.0-1F11.2としまいは鋭く伸びて古馬オープンのレッドジェネシスに3馬身先着を果たしており、先週・最終と格上相手に連続で先着を果たす好内容の追い切りを消化。文句なしの状態に仕上がっていると見て間違いないでしょう。

エゾダイモン(牡2、武幸四郎厩舎)

11/23(水)栗東・CW(良)6F87.8-5F71.0-4F55.3-3F39.7-1F12.0(馬なり)

栗東CWコースで単走。前半ゆったりと進め、後半は外ラチ沿いを大きくまわって馬なりのまま駆け抜け、しまいだけ軽く促されるとラスト1Fは12秒0でゴール。雨も降っていたため強くは追わず、しまいの反応を確認する程度の軽めの内容でしたが、1週前には速い時計を出して負荷のかかる内容の追い切りを消化しているので問題ないでしょう。その1週前は武豊騎手を背にCWコースで併せ馬を行い、古馬1勝のクレバーテーストを2馬身追走してクビ差先着。時計も6F81.3-1F11.5の好時計をマークして自己ベストを更新と、時計・動きともに文句なしの追い切り内容です。先週の時点で仕上がっており、万全の態勢に整えられている印象です。

コスモサガルマータ(牡2、梅田智之厩舎)

11/23(水)栗東・坂路(良)4F52.9-3F38.0-2F24.5-1F12.0(馬なり)

栗東坂路で2頭併せ。僚馬リヴィアタンを2馬身追走し、馬なりのまま軽く促されると、ラスト1F12秒0の脚であっさり交わして2馬身先着。手応え・反応はともに抜群で、全体時計は自己ベスト更新、加速ラップも優秀です。1週前はCWコースで3頭併せを行い、直線は一杯に追われた2頭の猛追を凌いで最先着を果たしました。先週は前受け、当週は前を捉えるかたちでいずれも先着できており、違うかたちで好内容の追い切りを消化できている点は好感が持てます。2週前の坂路では従来の自己ベスト4F54秒2を大きく上回る51秒7をマークしており、好調ぶりがうかがえます。心身ともに万全の態勢を整えている見てよさそうです。