【毎日杯2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

3歳馬の中距離重賞「毎日杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
キングノジョー(牡3、田中博康厩舎)
3/26(水)美浦・W(良)6F80.2-5F63.8-4F49.9-3F35.9-1F11.2(馬なり)
美浦のWコースで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬ダングラールを追走し、ラスト1Fは11秒2の脚で外から並びかけて併入。全体時計はかなり速く、4Fも49秒9と中盤でもスピードを落とさず、しまいも11秒2でまとめる圧巻の時計です。1週前は坂井瑠星騎手を背にWコースで2頭併せを行い、6F78.6-1F11.4をマークして先着。時計は1週前に自己ベスト更新しており、2週連続で猛時計を連発してきました。遠征前でこれだけの時計を出してきているなら状態は絶好と見て間違いないでしょう。
エコロディノス(牡3、大久保龍厩舎)
3/26(水)栗東・坂路(良)4F50.9-3F37.4-2F24.9-1F12.8(強め)
栗東坂路で単走。前走同様最終追いは坂路で追われ、序盤から速いラップを刻んでラスト1Fは12秒8をマーク。ラストはやや失速ラップも、全体時計の50秒9は速く、自己ベストも大幅に更新。1週前はCWコースで2頭併せを行い、7F96.8-1F11.4とここでも長めから追われて好時計をマークして併せ馬にもしっかりと先着を果たしています。ラスト2Fもここでは11秒5-11秒4と加速ラップを踏めており、状態面の上積みを感じさせる追い切り内容を消化できています。
ウォータークラーク(牡3、石橋守厩舎)
3/26(水)栗東・CW(良)5F68.1-4F52.7-3F37.6-1F10.9(馬なり)
栗東CWコースで単走。テンはゆったりと入りましたが、しまいは10秒9と鋭く伸びてゴール。前走から中2週の間隔で、中間は坂路7本、ウッド4本をキャンターで消化。最終追い切りだけ負荷をかけてきました。最終追いの直線の手応えと反応、伸びは抜群で、この時期の3歳馬としては時計も優秀です。前走からも大きくしまいの時計を伸ばしてきた点も好材料で、本番を楽しみにさせてくれる追い切り内容でした。