【JRA中山記念2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

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中山競馬開幕一発目の重賞「中山記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ソウルラッシュ(牡7、池江泰寿厩舎)

2/26(水)栗東・坂路(良)4F53.3-3F38.0-2F24.1-1F12.0(馬なり)

栗東坂路で単走。馬場の真ん中を力強いフットワークで駆け上がり、ラスト1Fは12秒0をマークしてゴール。コーナーをまわって坂に差し掛かると瞬時にギアを上げて一気にスピードに乗ってと、反応・手応えは馬なりながら抜群です。1週前はCWコースで2頭併せを行い、一杯に追われて6F80.6-1F10.7の好時計をマークし、併せ馬を1秒以上突き放して先着。全体の時計も優秀で、しまいも10秒7と切れ味は抜群です。海外遠征明けの前哨戦でもデキに抜かりはなさそうです。

アルナシーム(牡6、橋口慎介厩舎)

2/27(木)栗東・CW(良)6F87.0-5F70.1-4F54.6-3F38.8-1F11.5(馬なり)

藤岡佑介騎手を背に栗東CWコースで単走。ゆったりと入って折り合いに専念し、しまい重点に追われてラスト1Fは11秒5をマークしてゴール。1週前も藤岡騎手を背にCWコースで強めに追われ、6F82.6-1F11.5をマークしてゴールしました。先週は長めから強めに追われ、最終追いも馬なりながらゴールを過ぎても押されて負荷は十分にかけられています。休み明けだった前走の中山金杯も好時計をマークして好仕上がりを印象付けており、本番のレースもしっかり勝ちきって快勝と今年は好調ぶりがうかがえます。

サイルーン(セ6、堀宣行厩舎)

2/26(水)美浦・W(良)5F65.2-4F50.3-3F35.2-1F11.1(強め)

美浦のWコースで2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬エリカサファイアを1馬身半後ろに置いて先行し、ラスト1Fは11秒1をマークして1馬身先着。4コーナーから直線序盤で内から相手が進出して一瞬交わされるも、仕掛けられるとラスト2F11秒4-11秒1の加速ラップで一気に伸びて余裕で1馬身差し返して先着と、動きは良好です。1週前はR.キング騎手を背にWコースで3頭併せを行い、5F66.8-1F11.7をマークして3頭で併入。道中は3頭併せの最内をうまく立ち回り、直線の伸びも上々。手前替えがややスムーズでない点は気がかりですが、9ヶ月ぶりの休み明けとしては申し分ない仕上がりでしょう。