【NHKマイルカップ2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

記事「【NHKマイルカップ2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ」のサムネイル画像

3歳マイル王決定戦「NHKマイルC」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

アドマイヤズーム(牡3、友道康夫厩舎)

5/7(水)栗東・坂路(重)4F52.9-3F37.8-2F24.3-1F12.0(馬なり)

栗東坂路で単走。ゆったりと入り、徐々に加速してラスト1Fは12秒0でまとめてゴール。調整程度の軽めの内容ながら時計は自己ベスト更新の好時計。1週前にはCWコースで2頭併せを行い、7F96.8-1F10.7をマークして先着。CWで長めからしまい重点はこれまでと同様のパターンですが、6F80秒5は自己ベスト、10秒7もこれまでで最速のラスト1Fです。中3週と間隔は短めですが、適度に負荷もかけられてこのパフォーマンスなら好調と見て間違いないでしょう。

サトノカルナバル(牡3、堀宣行厩舎)

5/7(水)美浦・W(重)4F52.1-3F37.4-1F11.8(馬なり)

D.レーン騎手を背に美浦のWコースで単走。しまい重点に追われてラスト1Fは11秒8でまとめてゴール。整える程度の軽めの内容でしたが、負荷は1週前に十分にかけられており、問題なし。その1週前は、Wコースで3頭併せを行い、5F65.9-1F10.9の好時計をマークして、1頭と併入、もう1頭に先着しました。併せた相手はダノンエアズロックとサイルーンで、いずれも古馬オープン馬。強い相手と濃い併せ馬を消化し、ラスト2Fは11秒6-10秒9としまいもラップも優秀です。時計、動き、馬体いずれも良い内容です。

パンジャタワー(牡3、橋口慎介厩舎)

5/7(水)栗東・CW(重)6F84.2-5F67.5-4F51.4-3F36.3-1F11.1(馬なり)

松山弘平騎手を背にCWコースで単走。前半はゆったりと入って折り合いに専念しつつも、好ラップを刻んでいき徐々にスピードアップ。ラスト1Fは11秒1の好時計でまとめてゴールしました。1週前はCWコースで3頭併せを行い、6F77.4-1F11.1の好時計をマークして自己ベストを更新し、最先着でゴールしました。併せた2頭は古馬オープン馬で、格上相手にあっさりと先着。最終追いもCWで追われるのは今回が初ですが、中間の動きはこれまでで一番良く見え、良い変化と捉えて良さそうです。叩き2走目の上積みは間違いないでしょう。