【日経賞2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

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天皇賞・春の前哨戦「日経賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

マテンロウレオ(牡6、昆貢厩舎)

3/26(水)栗東・CW(良)6F84.1-5F68.9-4F53.5-3F38.0-1F11.3(馬なり)

栗東CWコースで単走。前半からゆったりとしたペースで折り合いに専念し、しまい重点に追われてラスト1Fは11秒3をマークしてゴール。1週前はCWコースで強めに追われ、6F81.1-1F11.5をマークしました。前走は1週前も最終追いもCWで強めに追われて負荷がかけられていますが、今回は馬なりの楽な手応えで好時計をマーク。良い意味で遊びがあり、しまいもブレのないフォームで滑らかに加速できています。昨年12月の中日新聞杯で7ヶ月半ぶりに復帰し、2走使われて着実に状態は上がってきている印象です。

リビアングラス(牡5、矢作芳人厩舎)

3/26(水)栗東・坂路(良)4F52.6-3F37.5-2F24.7-1F12.4(馬なり)

栗東坂路で単走。馬場の外目をリズムの良いフットワークで駆け上がり、ラスト1Fは12秒4をマークしてゴール。1週前は松山弘平騎手を背にCWコースで2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬グラヴィスを追走し、6F77.9-1F11.5の好時計をマークして1秒以上差を付けて先着。時計は自己ベスト更新、併せ馬に大差で先着と、動き・時計ともに好内容の追い切りを消化しました。海外遠征後は状態が上がらない状況が続いていましたが、今年は初戦・2戦目といずれも好状態を印象付けており、前走は京都記念・2着と結果も付いてきています。引き続き好状態で臨めると見て良さそうです。

マイネルクリソーラ(牡6、手塚貴久厩舎)

3/26(水)美浦・W(良)6F82.8-5F66.1-4F51.9-3F37.5-1F11.3(馬なり)

美浦のWコースで2頭併せ。古馬オープンの僚馬ソールオリエンスを3️馬身ほど後ろに置き、直線はラスト1F11秒3の脚で一気に伸びて併入。1週前もWコースでソールオリエンスを併せ馬を行い、強めに追われて5F68.9-1F11.2をマークして併入しました。前走からしまいで速い時計を連発しており、調子を上げてきた印象。2週連続でしまい11秒前半の時計をマークしてきたのは今回が初で、G1馬のソールオリエンスを相手についていけている点も好材料です。仕上がり途上だった前走から一段上げてきたような追い切りを披露しており、好気配です。