【日本ダービー2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

世代最強決定戦「日本ダービー(東京優駿)」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
クロワデュノール(牡3、斉藤崇史厩舎)
5/28(水)栗東・CW(良)6F82.8-5F66.6-4F51.8-3F36.7-1F11.2(馬なり)
北村友一騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。3歳1勝クラスの僚馬ホーリーブラッサムを先行させ、前半はゆったりとしたペースで追走。直線は内に進路を取ってラスト1F11秒2の脚で楽に交わして半馬身のリードを保って先着しました。1週前も北村騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、6F82.2-1F11.1をマークして最先着でゴール。課題であった手前替えもスムーズで、前後のバランスも整っている印象。皐月賞当時より動きは良く映り、好仕上がりを印象付けています。
マスカレードボール(牡3、手塚貴久厩舎)
5/28(水)美浦・坂路(良)4F52.3-3F38.1-2F24.6-1F11.8(馬なり)
嶋田純次騎手を背に、美浦の坂路で2頭併せ(レースは坂井瑠星騎手が騎乗)。3歳1勝クラスの僚馬レッドベルダンスを4馬身半追走し、内に進路を取ってゴール前で仕掛けられると、ラスト1F11秒8の脚で伸びて1馬身先着しました。1週前は坂井瑠星騎手を背にWコースで3頭併せの真ん中からの追走し、6F84.5-1F11.3をマークして1頭と併入、もう1頭に先着しました。坂路追い切りで結果が出ているタイプで、今回も同様のパターンでこれています。最終追いの坂路は全体の自己ベストを更新する好時計で、2週連続で好内容の追い切りを消化できている点からも、好調と見て良さそうです。
ファンダム(牡3、辻哲英厩舎)
5/28(水)美浦・W(良)5F68.3-4F53.2-3F38.4-1F11.7(馬なり)
北村宏司騎手を背に美浦のWコースで3頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬ヤマニンアドホックを後ろに置き、古馬2勝クラスのヴィブラツィオーネを先行させ、道中は真ん中から追走。徐々にペースを上げて直線横一線となり、ラスト1Fは11秒7の脚で伸びて2頭と併入しました。1週前も北村騎手を背にWコースで3頭併せを行い、6F81.4-1F11.6をマークして最先着でゴールしました。時計は自己ベストを大幅に更新、強めに追われた古馬2頭を圧倒して先着と、時計・動きともに申し分ない内容です。毎日杯・1着で大きな弾みも付き、絶好調でレースに臨めそうです。