【JRAオークス2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

牝馬クラシック第2弾「オークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
アルマヴェローチェ(牝3、上村洋行厩舎)
5/21(水)栗東・坂路(良)4F55.1-3F40.3-2F25.4-1F12.3(馬なり)
栗東坂路で2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬シルキーガールを半馬身追走し、内から出して並びかけると、ラスト1Fは12秒3の脚で伸びて併入。1週前はCWコースで3頭併せを行い、7F99.4-1F11.2をマークし最先着でゴールしました。1週前は長めから追われて折り合い、直線はギリギリまで指示を待って促されてからは反応良く動いてと、動きは良好。先週時点であらかた態勢は整ったという印象で、引き続き力は出せる仕上がりにあると見て良さそうです。
エンブロイダリー(牝3、森一誠厩舎)
5/21(水)美浦・坂路(良)4F52.2-3F38.0-2F24.4-1F12.1(馬なり)
C.ルメール騎手を背に美浦の坂路で3頭併せ。3歳未勝利の僚馬ベストセラーと古馬2勝クラスのサフランヒーローと併せ馬を行い、直線は真ん中から抜け出して最先着でゴールしました。時計は自己ベスト更新、馬なりで2頭を圧倒と文句なしの時計と動きです。1週前はWコースで2頭併せを行い、強めに追われて6F81.3-1F11.2をマークして先着。ラスト2Fは11秒4-11秒2の好ラップで、しまいの脚は堅実です。状態面は万全で、あとは距離だけでしょう。
パラディレーヌ(牝3、千田輝彦厩舎)
5/21(水)栗東・CW(良)3F39.5-1F11.0(馬なり)
栗東CWコースで単走。ゆったりと入って道中はリズム重視で進め、しまい重点に追われるとラスト1Fは11秒0をマークしてゴールしました。調整程度の軽めの内容でしたが、負荷は先週かけているので問題なし。その1週前はCWコースを単走で追われ、6F77.6-1F11.5の好時計をマークしてゴール。自己ベストを4秒も更新する好時計で、前走からの上積みを感じさせる動きと時計です。馬体も無駄のない仕上がりで、好仕上がりを印象付けています。