【大阪杯2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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春の中距離王決定戦「大阪杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

エフフォーリア(牡4、鹿戸雄一厩舎)

3/30(水)美浦・南W(やや重)6F82.5-5F66.0-4F51.4-3F37.3-1F11.2(馬なり)

横山武史騎手を背に美浦の南Wで3頭併せ。ルッジェーロを後ろに、レッドリベリウスを先行させ、直線は僚馬の間に入ってスムーズに加速していき、ラスト1Fは11.2の鋭い伸び脚で外のレッドリベリウスに先着、内のルッジェーロと併入しました。重馬場でも時計と加速ラップは優秀で、手前替えや反応も非常にスムーズでした。1週前にも南Wで3頭併せを行い、10馬身ほど後方から進めて半馬身遅れまで詰めてゴールとしっかり負荷がかけられました。時計も6F83.1ー1F11.6の好時計で、一週前追い切りで12本目と乗り込み量も十分。しっかり態勢は整っていると考えて良いでしょう。

ヒシイグアス(牡6、堀宣行厩舎)

3/30(水)美浦・南W(やや重)5F67.7-4F52.6-3F39.0-1F11.7(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。僚馬フォルコメンを1馬身先行して序盤はゆったりと進め、終い重点に追われると、ラスト1Fは11.7秒の好時計をマークして併入しました。ステッキで促されて手前を替えると、ハミをとってグッと体を沈め、終いはしっかり瞬発力を見せてと抜群の動きを披露。1週前は南Wで3頭併せを行い、5F66.8-1F11.2とここでも終いはラスト1F11.2の猛時計をマーク。長期休養明けの2走前の天皇賞(秋)ではビッシリ追われず時計も遅く、前走の香港Cも短期間で仕上げもソフト。近2戦と比べてしっかり良化してきている印象です。

アリーヴォ(牡4、杉山晴紀厩舎)

3/30(水)栗東・坂路(良)4F51.3-3F37.4-2F24.6-1F12.4(馬なり)

C.ルメール騎手を背に栗東坂路で単走。4Fの時計は従来の記録を1秒1塗り替える自己ベストをマークと、馬なりながらも好時計をマークしました。1週前は栗東CWコースで3頭併せを行い、7F97.2-1F11.1と終いは切れる脚を披露。直線はいつでも相手を捕らえられる手応えで、馬場が緩い中でも絶好の動きを見せました。今年は初戦の3勝クラス、前走の小倉大賞典を連勝と勢いがあり、追い切りも好調ぶりが伝わる動きでした。状態は万全と見て良いでしょう。