【クイーンカップ2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

3歳牝馬のマイルG3「デイリー杯クイーンC」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

マディソンガール（牝3、中内田充厩舎）

2/12（水）栗東・坂路（良）4F52.2－3F37.7－2F24.4－1F12.5（馬なり）

栗東坂路で2頭併せ。3歳未勝利の僚馬ミッキージュエリーを後ろに置き、序盤はゆったりと先行。道中はキレイなラップを刻んでおり、ラスト1Fも馬なりの楽な手応えで12秒5をマークして併入しました。1週前は川田将雅騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、7F96.9-1F11.6をマークして併入。先週、最終と併入ながら併せ馬に優勢の手応えで、動きは軽快です。ややエンジンの掛かりが遅いところもありますが、スピードに乗ってからの伸びは抜群。前走の追い切りもよく動いていましたが、引き続き高いレベルで好状態をキープできている印象です。

コートアリシアン（牝3、伊藤大士厩舎）

2/12（水）美浦・坂路（良）4F53.8－3F40.0－2F26.8－1F12.8（馬なり）

美浦の坂路で単走。ゆったりと入ってしまいも流すかたちでラスト1F12秒8をマークしてゴール。馬なりの余力残しという内容でしたが、1週前にしっかりやっており、このひと追いで態勢は整ったかたち。1週前は坂井瑠星騎手を背にWコースで2頭併せを行い、5F66.8-1F11.3をマークして楽々1馬身先着しました。テンションの難しいところがある馬でもあるので、先週しっかりやって最終微調整で十分。力は出せる仕上がりにあると見て良さそうです。

エストゥペンダ（牝3、高柳大輔厩舎）

2/12（水）美浦・坂路（良）4F52.0－3F37.9－2F24.9－1F12.2（馬なり）

三浦皇成騎手を背に美浦の坂路で2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬ジュンブライトを追走し、坂では内に進路を取ってラスト1F12秒2の脚で伸びて併入しました。しまいだけサッと脚を伸ばす軽めの内容でしたが、反応は良く、ラスト2Fも12秒7－12秒2とスムーズな加速で全体時計も自己ベスト更新。1週前も三浦騎手を背にWコースで2頭併せを行い、6F82.5-1F11.8をマークして先着と、好内容の追い切りを消化できています。Wコースから坂路で最終仕上げがこの馬の好走パターンで、今回も順調に来れています。