【エリザベス女王杯2019予想】調教・最終追い切りが高評価の馬トップ3

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秋の女王決定戦「エリザベス女王杯」が10日、京都競馬場で行われる。レースへ向けて、各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

ウラヌスチャーム(牝4、斎藤誠厩舎)

11/6(水)栗東・CW(良)7F98.0-6F82.1-5F67.4-4F53.3-3F39.7-1F12.7(強め)

栗東CWコースを単走。7Fからの追い切りで長めに乗られ、ラストは少し時計がかかったが負荷はかけられた。フォームやリズムも良く見え、手応えにもまだ余裕があるように見えた。1週前はCWコースを3頭併せで追い切られ、5F66.8-1F11.5の好時計をマークして先着。直線でもしっかり手前を変えて伸びており、迫力のある動きで差し込んだ。前走からの上積みを感じる好内容だ。

クロノジェネシス(牝3、斉藤崇史厩舎)

11/6(水)栗東・CW(良)6F85.6-5F69.1-4F53.3-3F38.8-1F11.6(馬なり)

北村友一騎手を背に栗東CWコースを2頭併せ。僚馬のヴィッセン(牡8、2勝クラス)を5馬身追走し、コーナーで内から差を詰めた。直線序盤で内から馬体を合わせていき、鞍上が軽く合図を送ると反応良く加速していき、首差で先着した。全体はそこまでの時計だが、ラストは11.6秒の好時計。1週前も稍重のCWコースを馬なりで6F79.8-1F12.4の好時計をマークし、しっかり負荷もかけられている。上昇気配を漂わせる内容だ。

サラキア(牝4、池添学厩舎)

11/6(水)栗東・CW(良)6F83.2-5F67.5-4F52.6-3F38.2-1F11.9(強め)

川田将雅騎手を背に栗東CWコースを単走。6Fから馬なりで進み、序盤は折り合いを確かめながらゆったりと走ったが、直線に入って強めに追われるとラスト1Fは11.9秒をマーク。スイッチが入ってからの脚は鋭く、スピードに乗ってからの動きも身体全体を使った豪快なもので目立っていた。1週前は栗東坂路で4F55.7-1F13.2と平凡だったが、最終で態勢は整ったか。