【クイーンS予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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札幌競馬場で行われる牝馬限定のG3「クイーンS」へ向けて、各馬が最終追いきりを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

フェアリーポルカ(牝4、西村真幸厩舎)

7/29(水)札幌・芝(良)5F66.1-4F50.3-3F36.7-1F11.7(馬なり)

和田竜二騎手を背に札幌芝コースを3頭併せ。前に僚馬2頭を見る形でスタートし、序盤はゆったりと進んだ。徐々にピッチを上げていき、直線では内タイセイモナーク(3勝クラス)、中ソウルトレイン(2勝クラス)の外を回り、最後まで鞍上は手綱を動かすことなくタイセイモナークに2馬身、ソウルトレインに1馬身先着した。余力十分でも手応えよくラスト1Fは11.7と鋭く伸びた。1週前は函館Wコースで併せ馬を行い、強め程度に6F68.9-1F13.0をマークし、ソウルトレインと併入した。最終を見ても輸送の疲れは見られず、上々の仕上がりと言って良さそうだ。

コントラチェック(牝4、藤沢和雄厩舎)

7/29(水)札幌・芝(良)6F83.1-5F66.8-4F52.3-2F37.6-1F12.3(馬なり)

C.ルメール騎手を背に札幌芝コースを2頭併せ。序盤からリラックスした走りでしっかり折り合いが付いており、僚馬オーロラフラッシュを2馬身半追走するかたちで進めた。直線では外を回ってラスト1F12.3と鋭く伸びて、僚馬オーロラフラッシュに半馬身先着した。1週前もルメール騎手を背に札幌芝を馬なりで6F80.9-1F12.0の好時計をマークしており、2週連続で良い内容の追い切りを消化している。重賞連勝と充実の一途を辿っており、順調そのもの。

カリビアンゴールド(牝6、鮫島一歩厩舎)

7/29(水)札幌・芝(良)6F82.5-5F67.4-4F52.7-3F37.7-1F11.7(馬なり)

藤岡康太騎手を背に札幌芝コースを単走。馬場の外目をリズムよくリラックスしながら進め、直線は好反応を見せラスト1Fは11.7と鋭く伸びた。しまいの反応を見る程度の内容だったが、フットワークは柔らかく、反応も軽快で、全体的に動きは良く見えた。1週前も藤岡騎手を背に函館ウッドで5F69.5-1F12.2をマークしており、稍重の馬場でもまずまずの時計を出した。昨年3着に好走したクイーンSと同じく1週前からの函館で、滞在が合うタイプと見える。間隔が空いていた前走の巴賞の時より反応や動きは良く、ひと叩きの効果もありそうだ。