【JRAラジオNIKKEI賞2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

記事「【JRAラジオNIKKEI賞2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?」のサムネイル画像

3歳馬のハンデ戦「ラジオNIKKEI賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

リッケンバッカー(牡3、西村真幸厩舎)

6/30(水)栗東・坂路(良)4F54.3-3F37.8-2F24.6-1F12.1(馬なり)

栗東の坂路で2頭併せ。僚馬ヴァランシエンヌのやや離れた外を1馬身ほど追走し、内へ詰めて追い出されると、しまい重点に追われてラスト1Fは12.1と鋭く伸びて併せ馬に1馬身先着しました。軽く促す程度で無理はせずとも、ラスト2Fは12.5-12.1の好ラップを刻んでおり、手応えの良さと鋭さが目を引きました。短期放牧でしっかりリフレッシュもされ、1週前は坂路で一杯に追われて4F53.4-1F12.0の好時計をマークして併せ馬と併入と、調整過程は申し分ありません。好状態でレースに臨めそうです。

アサマノイタズラ(牡3、手塚貴久厩舎)

6/30(水)美浦・南W(やや重)5F69.5-4F53.7-3F39.6-1F11.9(馬なり)

嶋田純次騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ワーケアを3馬身ほど後ろに従えて先行し、直線は内から伸びて強めに追われる相手をしっかりと抑え込んで、馬なりのままでもラスト1Fは11.9と鋭く伸びてクビ差先着しました。1週前は南Wでビッシリ追われて5F66.4-1F12.2をマークして併せ馬と併入し、しっかりと負荷もかけられ気は入った印象です。前走は激走の後でお釣りがありませんでしたが、休養でリセットして状態は上向いてきてそうです。

ノースブリッジ(牡3、奥村武厩舎)

6/30(水)美浦・南W(やや重)5F65.7-4F50.9-3F38.1-1F12.3(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。僚馬シネマトグラフの内を3馬身ほど追走し、コーナーで差を詰めると直線はジリジリと距離を縮めていき、ゴール前でクビ差交わして先着しました。相手も強めに追われて動いていたのと、馬場が重かったのでモタついているようにも見えますが、追われてからの反応と伸びは抜群でした。1週前は南Wで5F69.2-1F12.2をマークして併せ馬に半馬身先着。調教は追えばしっかり動く馬なので1週前までは抑え気味でしたが、最終はしまい弾けてしっかり態勢は整った印象です。