【セントライト記念2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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菊花賞トライアルの「セントライト記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

コスモキュランダ(牡3、加藤士津厩舎)

9/11(水)美浦・W(良)5F69.4-4F53.7-3F38.2-1F11.8(馬なり)

美浦のWコースで2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬エメリヨンを先行させ、道中はゆったりとした流れの中で折り合いを確認しながら追走。4コーナーで内から動いて直線は強くは追いませんでしたが11秒8と楽に切れて併入しました。疲れを残さないように軽めに追われていますが、余裕の手応えでいつでも動いていけるような状態に仕上げられた印象です。1週前はWコースで併せ馬を行ない、5F66.5-1F11.5をマークして先着と、時計は前走以上で動きも軽快です。4ヶ月の休み明けでもしっかりと力は出せる状態に仕上げられたと見て良いでしょう。

アーバンシック(牡3、武井亮厩舎)

9/12(木)美浦・W(良)6F83.4-1F11.2(馬なり)

石神深一騎手を背に美浦のWコースで3頭併せ(レースはC.ルメール騎手が騎乗予定)。3歳1勝クラスの僚馬ザロックを8馬身、2歳未勝利のチートメジャーを4馬身先行させて道中は最後方で折り合いに専念。直線は最内に進路を取って進出すると、ラスト1Fは11秒2の切れ味で一気に加速し、チートメジャーに半馬身、ザロックに2馬身差をつけて最先着でゴールしました。ラスト1Fの11秒2はこの日最速2位タイの鋭さで、しまいの反応と伸びは抜群。1週前もWコースで一杯に追われて3頭併せを消化し、6F82.2-1F11.6をマークして最先着。全体時計も前走以上、しまいの反応・伸び・力強さのパフォーマンスも絶好です。仕上がりは順調と見て間違い無いでしょう。

ルカランフィースト(牡3、鹿戸雄一厩舎)

9/11(水)美浦・W(良)6F80.0-5F64.7-4F50.3-3F36.1-1F11.6(馬なり)

横山武史騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。2歳新馬の僚馬サトノラポールを6馬身先行させ、前半から速いペースで追走。4コーナーで内から取り付くと、ラスト1Fは11秒6の脚で伸びて2馬身遅れてゴールしました。相手には遅れたものの、6Fは自己ベストを2秒9も更新する好時計で、しまいも11秒6をマークしながらもゴール板通過後も勢い良く伸びて僚馬に並びかけていきました。1週前はWコースで2頭併せを行ない、5F68.9-1F11.5をマークして先着。最終追いでは併せた相手が飛ばしたということもありますが、追い切りでここまで速い時計で動けるようになったのは成長の証でしょう。夏を越してどれだけ成長したのかに注目です。