【皐月賞2020予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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牡馬クラシック第一弾「皐月賞」へ向けて、各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は、追い切り映像やタイム、1週前の追い切り内容などから総合的に好調馬を判断し、その中でもとくに評価が高いと判断した3頭の馬を紹介したい。

サトノフラッグ(牡3、国枝栄厩舎)

4/15(水)美浦・南W(やや重)5F65.6-4F50.5-3F36.6-1F11.8(馬なり)

ヒューイットソン騎手を背に南Wを2頭併せ(レースはルメール騎手騎乗)。僚馬サトノラディウス(牡4、3勝クラス)を3馬身追走し、馬なりのまま内から差を詰めていき、直線を向くと鋭く反応して馬体を併せて併入した。1週前は南Wで3頭併せ、5F63.6-4F48.9-3F35.9-1F11.7の好時計をマーク。中間は比較的ハードな調教をこなしており、1週前もある程度やっているので最終はこの内容なら十分。順調な仕上がり。

ダーリントンホール(牡3、木村哲也厩舎)

4/15(水)美浦・南W(やや重)5F68.6-4F53.2-3F38.6-1F12.0(強め)

南Wで3頭併せ。僚馬のエクセランフィーユ(牝4、3勝クラス)の内から3馬身追走し、ペレ(牝4、1勝クラス)をさらに内に従えて真ん中から進めた。序盤はゆったりとした流れで追いかけ、コーナーで各馬の差が詰まってくると、直線序盤でペレが加速して抜け出すと、ダーリントンホールも一気に加速して内のペレに1馬身、外のエクセランフィーユに1馬身半先着した。直線は強めに追われて反応・手応えともに抜群の動き。フットワークは大きく軽快で、気配は上々。

ガロアクリーク(牡3、上原博之厩舎)

4/15(水)美浦・南W(やや重)5F67.8-4F53.0-3F38.8-1F11.9(馬なり)

ヒューイットソン騎手を背に南Wで2頭併せ。僚馬ウインガナドル(牡6、3勝クラス)を2馬身追走し、直線は内から反応良く加速していくと一気に僚馬を抜き去り1馬身先着した。馬なりのままで折り合いもしっかりついており、ラストは鋭い切れ味を見せて先着するバランスの良い動き。1週前も南Wで5F66.7-3F37.6-1F12.2を馬なりでマークしており、併せた馬を楽々と抜き去る好内容だった。仕上がりは万全。