【JRA紫苑ステークス2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

秋華賞のトライアル初戦「紫苑ステークス」へ向けて各馬が最終追いきりを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ファインルージュ（牝3、岩戸孝樹厩舎）

9/8（水）美浦・南W（良）6F83.6－5F67.5－4F52.7－3F38.2－1F11.5（馬なり）

美浦の南Wで3頭併せ。外のレッドヴェロシティと内のボーデンと併せ、直線は真ん中から抜群の行きっぷりで伸びてラスト1Fは11.5と鋭く伸びてレッドヴェロシティにクビ差先着、ボーデンと併入しました。1週前は南Wで2頭併せを行い、強めに追われて6F81.8－1F11.3の好時計をマークして併入。重馬場でも全体時計は優秀で自己ベストを更新、ラスト1Fも11.3と馬場を考えると圧巻の時計です。乗り込み量も申し分なく、態勢はしっかり整っている印象です。

ハギノピリナ（牝3、高野友和厩舎）

9/8（水）栗東・坂路（良）4F53.2－3F38.8－2F25.2－1F12.4（強め）

藤懸貴志騎手を背に栗東坂路で単走。直線強めに追われてラスト1Fは12.4をマーク。しまい重点に追われる内容でしたが、全体時計は自己ベストを大きく更新する好時計。1週前は坂路で2頭併せを行い、馬なりで4F55.6－1F12.4をマークして併入。先週も最終も折り合いはしっかり付いており、末脚を意識した追い切りを消化しました。休み明けでもしっかり乗り込んで気合いも入っており、好状態に仕上がっている印象です。

クリーンスイープ（牝3、国枝栄厩舎）

9/8（水）美浦・坂路（良）4F50.8－3F37.2－2F24.6－1F12.6（強め）

美浦の坂路で3頭併せ。直線外の馬が早々に下がり、僚馬ビューティフルデイの内から伸びて併入しました。1週前は美浦の坂路で4F52.0ー1F12.3をマークと時計は平凡ですが、重馬場でもしまいは12.3と伸びは上々です。抜群の行きっぷりで併走馬にもあっさり併入と動きも抜群です。気難しいところもまだありますが、良い方向に向いてきている印象で、ポテンシャルの高さを感じさせる1頭です。