【しらさぎステークス2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

サマーマイルシリーズ開幕戦のG3に昇格した注目の新設重賞「しらさぎS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
チェルヴィニア(牝4、木村哲也厩舎)
6/18(水)美浦・W(良)6F81.9-5F65.9―4F51.2―3F37.0―1F11.2(馬なり)
美浦のWコースで3頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬レッドヴェロシティを先行させ、3歳1勝クラスのブルーベリーフィズを後ろに置き、道中は真ん中で折り合って追走。直線は勢いよく反応し、ラスト1F11秒2の脚で伸びてレッドヴェロシティと併入、ブルーベリーフィズに半馬身先着しました。道中のラップはキレイな加速ラップで、ラストのギアチェンジも鋭く伸びやかでした。1週前はWコースで2頭併せを行い、7F95.2-1F11.7をマークして併入。時計は自己ベストタイの好時計で、好時計を連発。海外遠征明けでも力は出せる状態に仕上げられていると見て良さそうです。
デビットバローズ(セ6、上村洋行厩舎)
6/18(水)栗東・CW(良)6F83.3-5F68.1―4F53.4―3F38.0―1F11.1(馬なり)
栗東CWコースで3頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬ドゥラリアルと、古馬オープンのダンテバローズを後ろに置き、道中は先行するかたちで馬なり追い。3~4コーナーで内から2頭が進出し、これをラスト1F11秒1の脚で2頭を半馬身抑えて最先着でゴールしました。1週前は松山弘平騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、6F83.8-1F11.4をマークして最先着でゴール。ここでは相手を追走するかたちで最後に交わして先着しており、違うパターンの追い切りで好内容の追い切りを消化できています。大柄な馬体は健在で、迫力ある追い切りで好調ぶりをアピールしています。
ダンツエラン(牝3、本田優厩舎)
6/18(水)栗東・CW(良)6F79.4-5F64.8―4F49.6―3F35.2―1F11.3(馬なり)
松若風馬騎手を背に栗東CWコースで単走。テンから良いペースで進め、しまいも反応良く伸びて11秒3でまとめてゴール。今年は追い切りで時計を出すようになってきており、ここへ来て自己ベストを更新と、調子を上げてきています。中2週と間隔が詰まっている中でも、坂路でキャンターを4本、ウッドでも4本の時計を記録と元気も一杯。1週前は重馬場のWコースで2頭併せを行い、7F95.2-1F11.7をマークして併入。ここでも時計は自己ベストタイです。これだけ動ければ、状態面は絶好と判断して良いでしょう。