【シリウスステークス予想2022】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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ダートのハンデG3「シリウスステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ハヤブサナンデクン(牡6、吉村圭司厩舎)

9/28(水)栗東・坂路(やや重)4F52.7-3F37.7-2F24.4-1F12.4(馬なり)

吉田隼人騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。僚馬ファーストソリストを2馬身ほど追走するかたちではじめ、坂は内から併せて、しまいは楽な手応えのまま12秒2-12秒4の好ラップで半馬身先着しました。1週前はCWコースで一杯に追われ、6F81.9-1F12.0の好時計をマークし、併せ馬に半馬身先着。長めにやって6Fは自己ベスト更新、一杯に追われて併せ馬を圧倒と、しっかり負荷がかけられれています。最終追いは終始馬なりでしたが、抜け出した際も追われてというよりは手応えの違いで前へ出ていったという動きで、デキの良さが隠し切れない印象を受けました。

ジュンライトボルト(牡5、友道康夫厩舎)

9/28(水)栗東・P(良)5F64.2-4F49.1-3F36.5-1F11.4(馬なり)

栗東Pコースを単走。6Fからスタートして徐々にペースを挙げていくと、コーナー手前から抜群の行きっぷりで伸びてラスト1Fは11秒4の鋭さを見せてゴールしました。速い時計が出るPコースでしっかり好時計をマークしてきましたが、首の動きや脚さばきはリズム良く、しっかり地面にパワーを伝える走りで動き自体の良さが目立つ追い切りを消化。1週前は荻野琢真騎手を背にCWコースで強めに追われ、6F85.5-1F11.6の好時計をマークし、僚馬2頭に先着。もともとさばきが硬いタイプという印象でしたが、2走前からのダート替わりが功を奏してか動きが軽快でスムーズになってきた印象を受けます。ここも力を出せる状態に仕上がっていると見ます。

ハセドン(牡3、安田翔伍厩舎)

9/28(水)栗東・CW(やや重)5F68.5-4F52.4-3F37.4-1F11.6(馬なり)

鮫島克駿騎手を背に栗東CWコースで3頭併せ。僚馬カレンルシェルブルを後ろに、アルトシュタットを前に置いて進めると、直線は2頭に挟まれながらもラスト1F11秒6の脚でしぶとく伸びて併入。大味なレースぶりやこれまでの道中の追走ぶりから気性面で難しさがある馬という印象がありましたが、最終追いではスムーズに追走できており、直線も2頭に挟まれる狭い状況ながらもムキにならずに良い脚を使えていました。「レース毎の疲労が大きい」と陣営から発表されているくらい毎レースしっかり走ってくれる馬ですが、今回はしっかり間隔をあけており、ここまで順調な乗り込みを消化。持ち味の豪快な末脚が発揮できる状態には仕上がっていると見ます。