【JRA京王杯スプリングC2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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安田記念に向けた最重要ステップレースとも言える「京王杯スプリングカップ」への向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

タイセイビジョン(牡4、西村真幸厩舎)

5/12(水)栗東・CW(良)4F50.0-3F36.6-1F11.9(一杯)

栗東CWコースで単走。先週に続き最終もビッシリ追われ、絶好の動きで全体時計も優秀、ラスト1Fも力強く伸びて11秒9をマークと文句なしの内容です。8日土曜日の追い切りではC.ルメール騎手を背にCWコースで一杯に追われ、6F81.4ー1F11.7の好時計をマーク。長めに追われてラストを伸ばしており、順調そのものと言って良さそうです。約4ヶ月ぶりの実戦となりますが、力は出せる仕上がりでしょう。

トゥラヴェスーラ(牡6、高橋康之厩舎)

5/12(水)栗東・坂路(良)4F54.6-3F39.4-2F24.7-1F12.1(馬なり)

栗東の坂路で単走。ほぼ馬なりでゆったりと進め、ラストだけ末脚を伸ばす軽めの内容でした。1週前は坂路で4F54.7-1F11.8と先週もしまいだけ伸ばす追い切りを消化。前走時の追い切りと時計も内容もあまり変わりませんが、加速ラップやしまいの鋭い末脚は目を見張るものがあります。意欲的に追われており、乗り込みも十分。仕上がりは順調とみて良さそうです。

シャインガーネット(牝4、栗田徹厩舎)

5/12(水)美浦・南W(良)5F66.5-4F51.5-3F37.5-1F12.0(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。終始馬なりでしたが、直線ラスト1Fは鞍上の合図に鋭く反応して末脚を伸ばして12秒0と好時計をマークしました。外々を回る距離ロスがあったことを考えると、十分な時計です。併せ馬を後ろに置き、折り合いに専念しながら力まず回ってくるなど、課題であった折り合い面を意識した追い切りを消化している点も高評価です。1週前は田辺裕信騎手を背に南Wを走り、5Fの自己ベストを更新する好内容の追い切りを消化しています。臨戦態勢は整っているとみてよさそうです。