【スプリングステークス2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

皐月賞のトライアル「スプリングS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ダノンセンチュリー(牡3、萩原清厩舎)
3/12(水)美浦・W(やや重)6F84.3-5F67.4-4F52.8-3F38.2-1F11.7(馬なり)
美浦のWコースで単走。弾むようなフットワークで駆け上がり、軽快な脚さばきでラスト1Fは11秒7の脚でゴールしました。1週前は戸崎圭太騎手を背にWコースで2頭併せを行い、5F65.8-1F11.5をマークして併入。コーナーでの行きっぷりは良く、やや抑え気味ではあったものの、直線に入ってからは力強いフットワークを見せてラスト1Fは11秒5をマーク。フットワークはまだ荒削りなところがありますが、手前替えはスムーズで、負荷は十分かけられています。追われる毎にフォームは良くなってきており、時計も前走から大幅に短縮してきた点も好感が持てます。
フクノブルーレイク(牡3、竹内正洋厩舎)
3/12(水)美浦・W(やや重)6F83.6-5F66.7-4F51.4-3F36.7-1F11.4(馬なり)
松岡正海騎手を背に美浦のWコースで3頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬イサチルシーサイドと、古馬1勝クラスのフイノマジワリの2頭を先行させ、道中は最後方で折り合いに専念。直線は最内からラスト1F11秒4の脚で伸びて1頭と併入、もう1頭に1馬身半先着してゴールしました。1週前も松岡騎手を背にWコースで2頭併せを行い、5F69.3-1F11.1をマークして併入しました。前走時の追い切りから大幅に時計も縮めてきており、最終追いでは大きく先行させた古馬2頭に迫って併入以上の競馬は好内容。中2週と間隔は詰まっていますが、着実に良化しており状態も良好。好勝負できる態勢にあると見ます。
スナークピカソ(牡3、高橋一哉厩舎)
3/12(水)栗東・坂路(やや重)4F54.7-3F39.3-2F25.2-1F12.4(馬なり)
栗東坂路で2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬クラシックステップを4馬身後ろに置き、内から迫る相手をラスト1F12秒4の脚でおさえて併入しました。テンションの高いところがある馬ですが、追い切りでは高い集中力を持って走れており、手前を替えてからもスピードを落とすことなく脚を伸ばせています。中2週と間隔は詰まって小倉遠征明けという状況ですが、中間は坂路でキャンターを9本消化しており、むしろデキは前走以上と言えるでしょう。