【JRAステイヤーズステークス2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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JRAの長距離重賞「ステイヤーズS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ボスジラ(牡5、国枝栄厩舎)

12/1(水)栗東・CW(重)6F86.7-5F69.7-4F53.8-3F39.2-1F11.4(馬なり)

栗東CWコースで3頭併せ。併せた2頭を2馬身追走し、コーナーで最内から差を詰めると、直線はラスト1F11.8の鋭い伸び脚で併入に持ち込みました。終始馬なりの調教でしたが、絶好の動きで自己ベストを更新。1週前は南Wで併せ馬を行い、強めに追われて5F66.1-1F11.7の好時計をマークし、併入。意欲的に追われて全体時計も自己ベストに近い数字をマークしており、併走馬を楽に圧倒と時計・内容ともに申し分ない追い切りを消化。万全の仕上がりと言って良さそうです。

カウディーリョ(牡5、堀宣行厩舎)

12/1(水)美浦・南W(重)6F85.5-5F68.7-4F52.8-3F38.4-1F11.9(馬なり)

美浦の南Wで単走。馬場の真ん中を軽快なフットワークで駆け抜け、ジワジワと加速していきラスト1Fは11.9の好時計をマークしてゴール。軽めの内容でしたが、1週前は南Wで2頭併せを行い、一杯に追われて6F83.7-1F11.7の好時計をマーク。併せ馬には半馬身遅れましたが、しっかり折り合って直線の手応えも十分でした。2週連続でラスト1Fは11秒台マークと好調ぶりを見せています。アタマがやや高いところは気がかりですが、脚元は力強く走り自体は推進力があり、仕上がり状態は良好に見えます。

ゴースト(セ5、橋口慎介厩舎)

12/1(水)栗東・CW(重)6F86.7-5F69.7-4F53.8-3F39.2-1F11.4(一杯)

鮫島克駿騎手を背に栗東CWコースで単走。前半はゆったりと折り合いに専念し、コーナーも馬なりのまま外を大きく回って直線へ。ラスト1Fで仕掛けられると鋭く反応して11秒4の鋭い伸び脚で駆け抜けゴールしました。しまい重点の内容でしたが、直線は手前替えもスムーズで、重馬場を苦にしない力強いフットワークでした。もともとそこまで切れるタイプではありませんが、今回は珍しく速い上がりをマーク。前走からの叩いた上積みが見込めそうです。