【JRA宝塚記念2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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春のグランプリレース「宝塚記念」への向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

クロノジェネシス(牝5、斉藤崇史厩舎)

6/23(水)栗東・CW(良)6F85.2-5F67.7-4F52.3-3F38.7-1F11.9(馬なり)

岩田望来騎手を背に(レースはC.ルメール騎手が騎乗)栗東のCWコースで2頭併せ。僚馬ジェラルディーナをゆっくりと追走する形から進め、直線手前で内から早めに並びかけると、鞍上の手は動かないままでもラスト1Fは11.9としっかり伸びて併入しました。1週前はCWコースで2頭併せを行い、6F79.8-1F12.3の好時計をマークし、併せた馬に半馬身先着。2週前もCWコースで6F84.6-1F12.0と1Fごとに加速していくラップを叩き出しており、スピードの持続力をしっかりと見せた追い切りを消化できています。態勢は整っていると見てよさそうです。

カレンブーケドール(牝5、国枝栄厩舎)

6/23(水)美浦・坂路(良)4F53.1-3F38.6-2F25.2-1F12.7(馬なり)

美浦の坂路で単走。馬場の外ラチ沿いを馬なりで進め、コーナーで少し気合いを入れられると直線は楽な手応えのまま伸びてラスト1Fは12.7をマークしてゴールしました。この馬としては遅めの時計ですが、初の単走追いでリズム重視の追い切りと考えれば十分です。1週前には坂路で戸崎圭太騎手を背に併せ馬を行い、重たい馬場を4F51.8-1F12.8の好時計で1馬身先着としっかりやっているので、最終は調整程度で問題ないでしょう。坂路は計13本と乗り込み量も申し分なく、前走長距離G1を走った疲れも感じられません。仕上がりは万全と見てよさそうです。

モズベッロ(牡5、森田直行厩舎)

6/23(水)栗東・坂路(良)4F54.5-3F38.4-2F25.0-1F12.6(強め)

栗東坂路で2頭併せ。僚馬ダイメイコスモスの内から並走し、直線は強めに追われてしっかり手前を替えて伸びて併入しました。1週前は坂路を強めに追われ、4F55.5-1F12.2をマークして併せ馬に1馬身半先着と、2週連続で活気ある動きを見せています。1週前はやや外へ流れるところもありましたが、最終はそれも修正できており、何より追われてからの反応は先週・今週と抜群です。時計も地味ではありますが、馬場を考えると動けている部類に入ります。しっかり力は出せる状態に仕上がっている印象です。