【宝塚記念2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

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上半期を締めくくるドリームレース「宝塚記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ロードデルレイ(牡5、中内田充正厩舎)

6/11(水)栗東・CW(重)4F53.3―3F37.1―1F11.1(強め)

栗東CWコースで単走。道中は馬なりでリズム重視で進め、直線は馬場の外目からゴール前で気合を付けられ、ラスト1Fは11秒1の脚で伸びてゴール。1週前は川田将雅騎手を背にCWコースを単走で追われ、一杯に追われて7F91.1-1F11.8をマーク。序盤から意欲的に追われて時計は自己ベスト更新で、道中の折り合い、直線の手前替え、しまいの伸びなど、時計・動きどれを取っても申し分ない内容です。最終追いもゴール前で気合を付けられ2週連続でしっかりと負荷をかけられているのは好感が持てます。全体を通して活気ある追い切りを消化しており、レースに対する意欲を感じます。

アーバンシック(牡4、武井亮厩舎)

6/11(水)美浦・W(重)6F82.0-5F65.9-4F50.9―3F36.7―1F11.6(馬なり)

美浦のWコースで3頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬シホリーンを後ろに置き、古馬3勝クラスのナスノカンゲツを先行させて道中は真ん中で折り合いに専念。しまい重点に追われてラスト1Fは11秒6の脚で伸びて3頭で併入しました。1週前はWコースで3頭併せを行い、6F80.7-1F11.3の好時計をマークして最先着でゴール。中間は課題であるゲートの練習も入念に行っており、3頭併せの真ん中で折り合いに専念し、気性の幼さにも取り組んでいるのは好感が持てます。全体的に馬なりで時計は出していませんが、課題に専念してのもので問題なし。ストライドの利いた走りでまとめており、動き自体は良いので力は出せる好状態に仕上げられていると見ます。

ドゥレッツァ(牡5、尾関知人厩舎)

6/11(水)美浦・W(重)6F82.9-5F66.3-4F51.7―3F37.2―1F11.6(馬なり)

美浦のWコースで単走。序盤はやや行きたがる場面もありましたが、すぐに折り合ってしまいは11秒6の脚で伸びてゴールしました。1週前は横山武史騎手を背にWコースで2頭合わせを行い、6F81.1-1F11.3をマークして先着。道中の立ち回りはスムーズで、6馬身先行させた古馬オープンの僚馬に2馬身先着して圧倒と動きは抜群。全体の81秒1も自己2番目に速い時計で、時計面も優秀です。海外帰り初戦で約2ヶ月の休み明けとなりますが、好仕上がりを印象付けています。