【JRA東海S予想2023】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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フェブラリーSのステップレース「東海ステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

クリノドラゴン(牡5、大橋勇樹厩舎)

1/18(水)栗東・CW(良)6F82.0-5F67.3-4F52.8-3F38.4-1F12.5(一杯)

栗東CWコースで2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬スズカワールドを3馬身追走し、直線は内からビッシリと追われてラスト1F12秒5をマーク。併走馬には半馬身届かずにゴールしましたが、もともと調教駆けするタイプではなく、これまで併走馬に遅れながらも本番では実績を残しているので問題ないでしょう。道中の折り合いはスムーズですし、追われた反応自体も良く、最後までしぶとく食い下がってとこの馬自体の動きは良好。1週前はCWコースで2頭併せを行い、7F97.8-1F12.7をマークし2秒以上の差をつけて併走馬を突き放す好内容の追い切りを消化。長めにやって6Fの自己ベストを更新し、相手も大きく突き放した1週前が実質的な本追い切りで、最終追いは息を整える程度と見れば上々の気配です。

サンライズウルス(牡5、安田翔伍厩舎)

1/18(水)栗東・CW(良)6F86.7-5F69.9-4F53.8-3F38.0-1F11.6(馬なり)

岩田望来騎手を背に栗東CWコースで3頭併せ。2勝クラスのジャンカズマを後ろに、1勝クラスのロードフォンスを前に置いて併せ馬を行い、直線は3頭併せの真ん中からラスト1F11秒6の脚で伸びて内ジャンカズマに半馬身先着、外ロードフォンスと併入しました。しまいの反応を見るだけのしまい重点の内容でしたが、鋭く反応して上々の脚捌き、時計も11秒6としっかり切れ味を見せてと、状態の良さを感じさせる追い切りを消化しました。しまいは堅実に伸びてくれる馬で、今回も持ち前の末脚をフルに発揮できる状態に仕上がっている印象です。

プロミストウォリア(牡6、野中賢二厩舎)

1/18(水)栗東・坂路(良)4F53.8-3F39.4-2F25.1-1F12.1(馬なり)

栗東坂路で単走。前半は折り合いに専念しゆったりと進め、ゴール前だけサッと脚を伸ばしてラスト1Fは12秒1をマークしてゴール。余力はたっぷりでしまいの反応を確認する程度の内容で、1週前も坂路で4F52.9-1F12.7と軽めでしたが、長期休養明けから3戦3勝と使われて中身は出来ているので、強めの負荷は必要なし。この馬に関してはいかに自分のリズムで行けるかが重要となるので、時計や勢いよりも折り合い面がどうだったかを注視する必要があります。使われて前進気勢が強くなってきていますが、そんな中でもしっかりと折り合いの付いた追い切りを消化できているので、引き続き高いレベルで好調をキープできていると見て良いでしょう。