【東京新聞杯2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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古馬のマイル重賞「東京新聞杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

シャドウディーヴァ(牝5、斎藤誠厩舎)

2/3(水)美浦・坂路(良)4F53.4-3F39.2-2F25.4-1F12.3(馬なり)

美浦の坂路を2頭併せ。僚馬ココフィーユを2馬身ほど追走し、徐々に前との差を詰め、ラスト1Fは12.3の好時計をマークし、併入しました。楽な手応えで余力を残しながらも速い加速ラップを踏めており、ソフトな内容でも動きと活気は十分。1週前は岩田康誠騎手を背に南Wで追われ、ゴール前に仕掛けられて5F66.0-1F12.4の好時計をマークする好内容の追い切りを消化してます。前走から間隔は空いていますが、中間は南Wを中心に追われ、間に坂路も取り入れ入念に調教を積まれており、調整過程は極めて順調です。

トリプルエース(牡4、斉藤崇史厩舎)

2/3(水)栗東・坂路(重)4F52.7-3F38.4-2F25.0-1F12.4(馬なり)

栗東の坂路を単走。外ラチ沿いを馬なりで進め、最後だけ強めに追われてラスト1Fは12.4と鋭く伸びて駆け上がりました。水分を含んだ重馬場でしたが、ブレのないフォームでストライドを伸ばしました。1週前はC.ルメール騎手を背に坂路で追われ、しまいだけ追われて4F54.3-1F12.3をマークし、ラストが最速になるラップを踏む追い切りを中心に中間もきっちり本数をこなしています。もともと調教では動く馬で、中間と最終の動きと時計を見ても万全の状態に仕上がっている様子です。

エントシャイデン(牡6、矢作芳人厩舎)

2/3(水)栗東・CW(重)4F50.6-3F37.0-1F11.8(馬なり)

川須栄彦騎手を背に栗東CWを単走。序盤は馬なりで進め、直線はやや強めに追われて好反応を見せてラスト1Fは11.8と鋭く伸びました。重馬場で4F50.6-1F11.8は上々の時計で、最後までしっかりと脚も伸びていました。1週前も川須騎手を背にCWで一杯に追われて4F50.5-1F12.2の好時計をマークし、併せたホウオウライジンを追走して2馬身先着する好内容の追い切りを消化しました。普段から比較的時計は出す馬ですが、1週前は自己ベストを大きく更新し、最終も馬なりながらしっかりした加速ラップを踏んで好時計をマークしており、仕上がりの良さをアピールしました。