【チューリップ賞2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

桜花賞への重要ステップレース「チューリップ賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
ビップデイジー(牝3、松下武士厩舎)
2/26(水)栗東・坂路(良)4F54.0-3F38.3-2F24.5-1F12.1(馬なり)
幸英明騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。3歳未勝利の僚馬パーフェクトを追走し、直線はラスト2F12秒4-12秒1の加速ラップで伸びて併入しました。一杯に追われる相手に対して、こちらは楽な馬なりであっさり並びかけてと動きは軽快です。鞍上もブレを修正しながらとまだまだ余裕があり、微調整という内容。1週前も幸騎手を背に坂路で2頭併せを行い、4F53.1-1F12.2をマークしてクビ差先着しました。前走同様坂路主体で、時計も前走とそこまで変わらずですが、動きは素軽く追えばいつでも弾けそうな気配。引き続き好状態で臨めると見て良いでしょう。
スリールミニョン(牝3、高橋康之厩舎)※取消
2/26(水)栗東・坂路(良)4F52.7-3F38.2-1F12.3(馬なり)
栗東坂路で単走。ゆったりと入ってしまい重点に追われ、ラスト2Fは12秒6-12秒3の加速ラップでまとめてゴール。1週前は坂路で2頭併せを行い、4F53.3-1F12.1をマークして先着しました。ここでもラスト2Fは12秒5-12秒1としっかり加速ラップを刻んでおり、併せた古馬相手にも先着と順調な調整ぶりを見せています。折り合い面の課題もありましたが、道中はスムーズに折り合えている印象。脚を溜めてしまいの脚を活かす意識を持った追い切りを消化できており、追い切り通り末脚を活かす競馬ができれば見せ場を作れそうです。
ザラタン(牝3、中竹和也厩舎)
2/26(水)栗東・坂路(良)4F52.5-3F38.3-2F24.8-1F12.3(強め)
池添謙一騎手を背に栗東坂路で単走。馬場の真ん中を力強いフットワークで駆け上がり、ラスト2Fは12秒5-12秒3の加速ラップでゴール。1週前も池添騎手を背に坂路で追われ、4F52.5-1F12.4をマーク。ややバタバタとしたフットワークで鞍上もまっすぐ走らせることに集中させている印象で、まだまだ若いところも見られます。それでもデビュー当初からレースを重ねて着実に良化してきており、時計も前走以上。レース感にも慣れて状態も順調に上がってこれているなら、本番の走りも期待できそうです。