【ヴィクトリアマイル2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

春のマイル女王決定戦「ヴィクトリアM」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
アスコリピチェーノ(牝4、黒岩陽一厩舎)
5/14(水)美浦・W(良)6F79.1-5F64.4-4F49.8-3F35.6-1F11.2(馬なり)
美浦のWコースで3頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬シアブリスと、古馬2勝クラスのラテラルシンキングを先行させ、道中は最後方から追走。直線は最内から取り付いてジワジワと差を詰めてゴール前で2頭に1馬身半差を付けて最先着でゴールしました。時計は自己ベスト更新で、道中の動きとしまいの反応と伸びも優秀です。1週前はWコースで3頭併せを行い、一杯に追われて6F82.4-1F11.0をマークして最先着でゴール。先週の時点で「まだ良化の余地がある」とトレーナーがコメントしていましたが、最終追いでさらに負荷をかけてきたのは好感が持てます。海外帰りでも仕上がりは万全と見て良さそうです。
アドマイヤマツリ(牝4、宮田敬介厩舎)
5/14(水)美浦・W(良)6F82.7-5F66.7-4F51.4-3F37.2-1F11.2(馬なり)
田辺裕信騎手を背に美浦のWコースで3頭併せ。3歳未勝利の僚馬ラッフルズドリームと、古馬3勝クラスのロジシルバーを先行させ、道中は最後方で折り合いに専念。道中はキレイなラップを刻んでいき、直線は最内からラスト1F11秒2の脚で伸びて2頭と併入しました。1週前は田辺騎手を背にWコースで追われ、6F81.9-1F12.4をマーク。中3週のローテーションを考えれば申し分ない負荷と動きで、時計もこの馬なりに出ています。夏頃から調子を落とすことなく来ており、今回も高いレベルで好調をキープできている印象です。近走見ても一戦毎に終い時計を伸ばせていますし、成長を感じる1頭です。
シンリョクカ(牝5、竹内正洋厩舎)
5/14(水)美浦・W(良)5F67.0-4F52.0-3F37.1-1F11.9(馬なり)
木幡初也騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。3歳1勝クラスの僚馬ハードワーカーを後ろに置き、道中は先行しつつ脚を溜めて進出。好ラップを刻んで直線は外からラスト1F11秒9の脚で伸びて併入しました。1週前も木幡騎手を背にWコースで2頭併せを行い、5F66.2-1F11.7をマークして先着。前走は併せ馬で遅れを取りましたが、今回は1週前にしっかりと先着を果たしており動きは前走以上。時計はそこまでですが、動きは軽快で休み明けを使われて動きが良化している印象もうけます。