【安田記念2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

春のマイル王者決定戦「安田記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
シックスペンス(牡4、国枝栄厩舎)
6/4(水)美浦・W(やや重)6F81.2-5F64.8-4F50.7-3F36.7-1F11.0(馬なり)
美浦のWコースで2頭併せ。古馬オープンの僚馬サトノエピックを追走し、直線は内に進路を取ってラスト1Fは11秒0の脚でクビ差交わして先着。1週前はC.ルメール騎手を背にWコースで追われ、5F68.3-1F11.1をマークしてゴールしました。休み明けだった今年初戦の中山記念では坂路併用でまだ万全ではない印象でしたが、今回はWコースでキッチリと攻めて最終追いでは全体の自己ベストを更新するなど、楽に好時計を出せています。中間の調教本数も豊富で、内容も意欲的。ここは状態万全と見て良いでしょう。
ソウルラッシュ(牡7、池江泰寿厩舎)
6/4(水)栗東・坂路(やや重)4F52.3-3F38.3-2F24.2-1F11.8(強め)
栗東坂路で単走。馬場の真ん中を軽快はフットワークで登坂し、しまい強めに追われてラスト1F11秒8をマークしてゴール。1週前は浜中俊騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、6F81.5-1F10.7の好時計をマークして先着しました。中間は2週前にもラスト1F10秒5をマークしており、2週連続で絶好のしまいを見せています。海外帰りの疲れやダメージは全く見られず、むしろここへ来てより動くようになってきている印象。7歳にして今が充実期に入っている印象で、勢いは上位です。
マッドクール(牡6、池添学厩舎)
6/4(水)栗東・坂路(やや重)4F53.5-3F38.4-2F24.6-1F11.9(馬なり)
坂井瑠星騎手を背に栗東坂路で単走。序盤はゆったりと入り、しまい重点に追われてラスト1Fは11秒9をマークしてゴール。1週前も坂井騎手を背にCWコースを単走で追われ、一杯に追われて6F79.7-1F11.1の好時計をマークしてゴールしました。序盤から良いラップを刻んで進んでいき、4F49.4と3F34.8と道中もスピードをキープ。全体時計は自己ベスト更新で、しまいも11秒1でまとめる好内容の追い切りを消化しました。前走も状態面の良さが目立った仕上がりでしたが、今回も引き続き高いレベルで好調をキープしていると見て良いでしょう。