キーファーズのブルームが仏G1初制覇!次走は武豊騎手とのコンビで凱旋門賞参戦か?

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フランスの現地時間4日、サンクルー競馬場で行われたサンクルー大賞(G1、芝2400m)は、C.キーン騎手が騎乗した2番人気のブルーム(牡5、A.オブライエン厩舎)が勝利した。勝ちタイムは2分29秒11(重)。

レースではハナを切って逃げていき、後方から追った各馬の直線一杯の負い比べとなり、ブルームがこれを粘りきった。1馬身差の2着には好位から抜け出した3番人気のエバイラが入線し、さらにハナ差の3着には後方から追い込んだ5番人気のゴールドトリップが入線した。

ブルームは父Australia、母Sweepstake、母の父Acclamationという血統。アイルランドのA.オブライエン厩舎の管理馬で、キーファーズの松島正昭代表の共同所有馬。キーファーズにとっては国内外を通じて初のG1制覇となった。通算成績は17戦7勝(うち重賞5勝)。

今年は重賞2勝を含む3連勝と好調だったが、3走前のタタソールズゴールドCと2走前のハードウィックステークスでは2着に惜敗しており、勝ちきれない競馬が続いていた。今回は中1週のフランス遠征だったが、キーファーズの勝負服でうれしいG1初制覇となった。

次走については未定となっているが、陣営は「凱旋門賞を狙う」とコメント。2年前には武豊とのコンビで凱旋門賞に参戦予定だったが、体調不良のために回避した過去がある。キーファーズの馬で過去の経緯を考えれば、武豊騎手とのコンビでの参戦も十分有り得そうだ。