【愛知杯2021予想】波乱必至の牝馬ハンデ戦!センテリュオやマジックキャッスルなど出走予定馬を考察

今週は牝馬限定のハンデG3「愛知杯」が開催です。2011年以降は毎年8人気以下の人気薄が馬券に絡んでおり、牝馬限定のハンデ戦らしくとにかく波乱傾向が強い一戦です。今年はどんな馬が揃ったのでしょうか?今回はそんな中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

センテリュオ(牝6、高野友和厩舎)

昨年9月のオールカマーを制し、重賞初制覇を果たしたセンテリュオ。前走のエリザベス女王杯でも勝ち馬と0.5秒差の5着に健闘しており、位置取りがもう少し前なら上位に来ていた可能性は高そうです。ハンデが最大の敵となりそうで、左回りも新潟記念・7着の一度だけと不安材料もありますが、牝馬同士なら常に上位争いで実績上位のここも上位争いは必至でしょう。

マジックキャッスル(牝4、国枝栄厩舎)

昨年10月に行われた秋華賞では、10番人気と低評価ながら2着に好走したマジックキャッスル。勝ち馬デアリングタクトの決め手には屈しましたが、上手く立ち回って小差の2着は大健闘。ただ、デビュー戦を勝って以降は、前走を含めて重賞2着が3回もあり、勝ち味の遅いタイプというのがネックでもあります。とにかく安定感があるので、相手関係が少し楽になるここも大きく崩れることはなさそうです。

シゲルピンクダイヤ(牝5、渡辺薫彦厩舎)

2019年の桜花賞・2着、秋華賞・3着とクラシック戦線でも活躍し、前走の中日新聞杯でも2着と幅広い舞台で活躍するシゲルピンクダイヤ。未だ重賞未勝利という身ではありますが、前走はヴェロックスやボッケリーニといった強豪牡馬を相手に割って入っての2着と強い競馬を見せており、クラシックではクロノジェネシスやグランアレグリアとの僅差の競馬と、能力が重賞級なのは明確です。見せ場のない競馬が続いていましたが、前走の中日新聞杯では復調の兆しを見せており、牝馬同士のここは負けられないところでしょう。