【アンタレスS予想2022】古馬ダート戦線の登竜門!オメガパフュームやバーデンヴァイラーなど出走予定馬を考察

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阪神の日曜メインは古馬ダート重賞の「アンタレスステークス」です。数少ないダート1800mの重賞で、帝王賞へ向けたステップレースとして使う馬も多く、古馬のダート中距離路線を展望する上で見逃せない一戦です。今回は出走を予定している競走馬の中でもとくに人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

オメガパフューム(牡7、安田翔伍厩舎)

昨年末の東京大賞典を制し、史上初の4連覇を果たしたオメガパフューム。その後引退を表明していましたが、年明け1月に一転して現役続行を発表。引退撤回には驚かされましたが、それだけ状態が良いのでしょう。中央は20年5月の平安Sぶりと久々ですが、その平安Sも快勝しており、大きな減点材料とはならなそうです。とは言え59kgの斤量も久々で、地力でカバーできるかどうか。充実の現役リスタートとなるかに注目です。

バーデンヴァイラー(牡4、斉藤崇史厩舎)

前走の総武Sを3連勝で快勝したバーデンヴァイラー。逃げてノーステッキのまま2馬身半差で快勝と強い勝ちっぷりでした。2勝クラスからオープン昇級の総武Sまで、ダート1800mで3連勝中と勢いはナンバーワンです。その3戦すべてが番手か逃げで、上がりも全てメンバー最速。重賞は初挑戦となりますが、半姉は昨年のBCディスタフを制したマルシュロレーヌと血統面の後押しは十分で、ダート界の新星誕生を予感させる快勝ぶりからも、通用する可能性は十分あると考えて良いでしょう。

グロリアムンディ(牡4、大久保龍厩舎)

ダート転向後4戦4勝の新星グロリアムンディ。デビューから芝を使われてきましたが、転向後は無敗の4連勝とダートで本格化。2走前の雅Sでマークした1分50秒9は、良馬場の3勝クラスとしては過去5年で最速の時計で、重賞は初挑戦でも通用しそうな気配十分です。好位・中団と脚質にも自在性があり、スピード競馬にも対応可能と崩れにくいタイプ。まだまだ底が見えぬ走りで、5連勝で重賞初制覇なるかに注目です。