【チャンピオンズマイル予想2025】下半期における香港マイル王者決定戦!ヴォイッジバブルやガイアフォースなど出走予定馬を考察

27日は、香港における春のマイル王を決めるレース「チャンピオンズマイル」が開催。2007年に国際G1となったレースで、今年はガイアフォース1頭のみが参戦。日本馬ではモーリスが2016年に優勝しており、以来9年ぶり2頭目の同レース制覇を目指します。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ヴォイッジバブル(セ6、P.イウ厩舎)

香港G1・3連勝中と波に乗る地元香港馬のヴォイッジバブル。香港チャンピオンズマイルは過去2年出走して4着、3着。昨年までは勝ちきれない結果が続いていた同馬でしたが、ここに来て香港マイルなど4連勝中と充実ぶりが際立っています。昨年のチャンピオンズマイルはドバイ遠征帰りの臨戦もあり3着に終わましたが、今シーズンは地元香港でG1レース3連勝と充実一途で、昨年よりも余裕がある臨戦態勢。香港のマイル路線では頭ひとつ抜ける存在で、ここでも主役は譲れません。

ガイアフォース(牡6️、杉山晴紀厩舎)

前走のフェブラリーS・7着から巻き返しを狙うガイアフォース。約2年半近く勝ち星を挙げられていませんが、昨年はフェブラリーS・2着、安田記念も2年連続4着と芝ダート問わずG1のマイル戦線で活躍。近2戦はチャンピオンズC・15着、フェブラリーS・7着と崩れていますが、いずれもダート戦。ワンターンのシャティンで芝のマイル戦なら見直せる1頭です。鞍上も近戦手綱を握ってきた長岡騎手から川田騎手へ乗り替わりということで、新味にも期待です。

マイウィッシュ(セ4、M.ニューナム厩舎)

前走の香港ダービーで2着に好走したマイウィッシュ。1月には香港4歳三冠戦の初戦となる香港クラシックマイルを制し、G1初勝利を達成しました。続く2戦目の香港クラシックC・2着、続く前走の香港ダービーでも2着に好走し、実力はほぼ三冠馬。今回と同じシャティンの芝マイルで行われた香港クラシックマイルでは1分33秒98と優秀な時計で勝ちきっており、舞台・距離も問題なし。惜敗続きですが毎回しっかりと良い脚を伸ばしており、末脚は堅実。4歳世代期待の星として、注目しておきた1頭です。