【ダービー卿CT予想2025】春のマイル戦線へ向けて飛躍を目指す一戦!トロヴァトーレやロジリオンなど出走予定馬を考察

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中山競馬の土曜メインはマイル路線の活躍馬が揃う一戦「ダービー卿チャレンジトロフィー」が行われます。春のマイル戦線を盛り上げるハンデキャップ重賞で、安田記念を目指す有力馬たちが揃う注目度の高い一戦です。今回は出走予定馬の中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

トロヴァトーレ(牡4、鹿戸雄一厩舎)

前走のニューイヤーSを快勝したトロヴァトーレ。1年前の青葉賞では11着と大敗しましたが、その後は順調に条件戦で勝ち星を重ねて再び重賞戦線に駒を進めてきました。もともと2000m以上の距離を走ってきましたが、マイルへ短縮してからはパフォーマンスを上げてきており、マイルで素質の高さを示してきました。また、中山コースは5戦4勝と安定しており、コース適性も十分。J.モレイラ騎手は今回初コンビとなりますが、先週の高松宮記念を制し、日経賞でも2着といきなり乗れています。人馬ともに期待できるでしょう。

ロジリオン(牡4、古賀慎明厩舎)

前走の洛陽Sを快勝したロジリオン。中団追走から直線外から差し切って快勝。2走前の京都金杯では乗り難しい最内から上手く内を付いて3着に好走しており、昨年はNHKマイルCでも3着と、すでに重賞級の能力を見せています。キャリア13戦の成績は【3-2-3-5】、全てが掲示板内と安定しており、崩れることが少ない馬です。今回が初の中山コースとなりますが、前走で初の右回りも克服しており、安定感は抜群。東京新聞杯で除外となりこちらへシフトしてきましたが、オープン2勝目を果たして勢いも十分。悲願の重賞初Vとなるかに注目です。

エコロブルーム(牡4、加藤征弘厩舎)

ニュージーランドT快勝から1年ぶりの復帰戦となるエコロブルーム。好位を追走し、直線では進路取りで詰まる場面がありながらも、ラストの追い比べを制して快勝と強い内容でした。その前のシンザン記念でも好位追走から大外を伸びて2着好走と、立ち回りと確かな末脚が魅力です。中山マイルの適性もニュージーランドTで証明済みで、地力も上位。右前脚の骨折で1年空いているので、休み明け・怪我明けという点が最大の懸念材料となります。素質と適性は上位なだけに、状態面さえ万全なら勝ち負けになりそうです。