【ドバイターフ2025予想】ドバイの芝中距離王決定戦!ロマンチックウォリアーやリバティアイランドなど出走予定馬を考察

今週はドバイのメイダン競馬場で芝1800mのG1「ドバイターフ」が開催。過去に6頭の日本馬が同レースを制しており、まさに日本のお家芸ともいえる一戦。今回は出走予定馬の中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

ロマンチックウォリアー(セ7、C.シャム厩舎)

前走のサウジC・2着から参戦するロマンチックウォリアー。G1は10勝、総賞金は世界最高額と名実ともに最強を誇る香港馬です。前走はフォーエバーヤングの2着に敗れましたが、初ダートを思えば十分大健闘。今回のメイダン芝1800mは、2走前のジェベルハッタ(G1)でコースレコードを記録している舞台で、条件は大きく好転。激戦の疲れは気がかりですが、今回のメンバーで適性舞台に戻るここは巻き返しの期待十分でしょう。

リバティアイランド(牝5、中内田充正厩舎)

前走の香港C・2着から参戦するリバティアイランド。勝ち馬のロマンチックウォリアーには届きませんでしたが、13着に大敗した天皇賞・春からしっかりと巻き返しを果たしてきたのは好感が持てます。昨年はドバイシーマクラシックで2着に好走していますが、今回は1800mに距離を短縮しての参戦。2000m以下は久々ですが、マイルG1・2勝の実績があるように、自慢の末脚は1800mでも十分発揮できるはず。すでに今年2戦しているロマンチックウォリアーに対してこちらは今年初戦と余裕を持って調整されてきており、臨戦態勢が余裕があるローテションであるのも好材料。三冠牝馬が完全復活を遂げられるかに注目です。

ソウルラッシュ(牡7、池江泰寿厩舎)

前走の中山記念・3着から巻き返しを狙うソウルラッシュ。1番人気の期待を裏切る結果とはなりましたが、枠順や位置取り、斤量の差が出た印象で、初の芝1800mであったことも考えれば悪くない内容でした。試走的なレースだったとも言える内容で、叩かれて臨むここはパフォーマンスも上がってくるはず。国内最終追い切りではCWコースで6F81.4-1F10.7と抜群の切れ味を見せており、状態は着実に上がってきています。昨年のマイルチャンピオンシップで悲願のG1初制覇を果たしていよいよ完成の域に到達した印象で、いきおいそのままに海外G1初制覇を果たせるかにも注目です。