【JRA阪神大賞典2025予想】天皇賞春へと繋がる重要な一戦!ブローザホーンやショウナンラプンタなど出走予定馬を考察

今週の阪神競馬の日曜メインは天皇賞春へと繋がる重要なステップレース「阪神大賞典」です。過去の好走馬は天皇賞でも好走するケースが多く、本番を占う上でも見逃せない一戦となります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
ブローザホーン(牡6、吉岡辰弥厩舎)
有馬記念・12着から巻き返しを狙うブローザホーン。昨年は天皇賞春・2着、宝塚記念・1着とG1戦線で勝ち負けを演じてきましたが、秋初戦の京都大賞典・12着、続く有馬記念・12着と近2戦は結果が出ていません。ただ、いずれも切れ味勝負で距離も短く、同馬にとっては不向きな条件。得意の長距離戦に戻れば持ち前のスタミナを活かして主役を張れるはず。昨年の阪神大賞典でも3着に好走しており、舞台適性も問題なし。得意条件で完全復活を果たせられるかに注目です。
ショウナンラプンタ(牡4、高野友和厩舎)
前走の日経新春杯で2着に好走したショウナンラプンタ。重賞は未勝利ですが、菊花賞では4着善戦、G2でも2着2回、3着1回と堅実な末脚で安定して上位争いを演じています。新コンビとなる武豊騎手で善戦マン卒業を狙います。初コンタクトを取った1週前追い切りでは、一杯に追われて4F51.0-1F12.1の自己ベストをマークし、期待感を高める好内容の追い切りを消化。まだ世代の評価をし難いところがあるので、ここは試金石の一戦となりそうです。
ゴールデンスナップ(牝5、田中克典厩舎)
万葉Sを圧勝したゴールデンスナップ。昨年の阪神大賞典では前半はスローでしたが、ラスト5Fからは11秒が連発するタフな流れに。最後はスピードで見劣る結果となりましたが、最後まで垂れずに上がり2位タイの脚で掲示板確保は負けて強しと言って良いでしょう。2走前のステイヤーズSでは、位置を取れなかった前半から徐々にポジションを上げ、早めに動きながらも直線は粘りきっての4着とスタミナは豊富。長距離戦では安定しており、格上挑戦だった前走もしっかり勝ちきってと上昇度も高い1頭です。