【阪神牝馬ステークス予想2025】ヴィクトリアマイルの前哨戦!ボンドガールやアルジーヌなど出走予定馬を考察

阪神競馬の土曜メインはヴィクトリアマイルの前哨戦となるマイル重賞のG2「サンケイスポーツ杯阪神牝馬S」です。本番のヴィクトリアマイルで上位争いとなる馬を多く輩出しており、注目度の高い一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
ボンドガール(牝4、手塚貴久厩舎)
東京新聞杯・2着から参戦するボンドガール。未だ重賞は未勝利ですが、重賞を7戦して2着5回、3着1回、着外に敗れた1戦もNHKマイルCの17着で直線で斜行の不利があっての敗戦。2走前の秋華賞では大外を回しながら2着に好走しているように、能力はG1級であることは明白です。今回も好メンバーが揃ったG2戦となりますが、近2戦のメンバーを考えるとここでも十分勝ち負けが期待できるでしょう。マイルも5戦して【1-3-0-1】と適性は問題なく、安定感の高さからも軸向きな1頭と言えそうです。
アルジーヌ(牝5、中内田充厩舎)
前走ターコイズS・1着から参戦するアルジーヌ。まずまずのスタートから中団内につけて脚を溜め、直線は外へ出して内の先行勢をまとめて交わして1馬身差の完勝と、強い勝ちっぷりでした。馬群でも難なく脚を溜めることができる立ち回りの巧さ、マイルのスピード勝負にも対応できるスピード能力と安定感は抜群。2走前のカシオペアSではワンターンで高速馬場の京都にも見事対応して快勝と、近2戦のパフォーマンスは高め。1年前はまだ条件戦で苦戦していましたが、秋から充実期に入ったようで、重賞連勝の期待は十分です。
タガノエルピーダ(牝4、斉藤崇史厩舎)
前走の3勝クラスを快勝し、オープン入りを果たしたタガノエルピーダ。内枠から好スタートを決めて好位3番手の内で脚を溜めて追走。直線では垂れてきた先行馬1頭を避け、もう1頭をラスト1F過ぎで外から交わして押し切って快勝と、文句なしの勝ちっぷりでした。デビュー当初は朝日杯FSで3着などマイル路線を使われてきましたが、春から牝馬三冠路線で2000m以上を使われてきた同馬。やはりマイル前後の距離が一番合いそうで、この距離に戻してからはパフォーマンスが上昇。朝日杯FS・3着やチューリップ賞・4着など阪神マイルでも問題なく走れており、適性も証明済み。引き続き主戦の団野大成騎手とのコンビで重賞初Vを狙います。